IdentityRangeManagementOption プロパティ

アーティクルに対する ID 範囲の管理オプションを取得します。値の設定も可能です。

名前空間:  Microsoft.SqlServer.Replication
アセンブリ:  Microsoft.SqlServer.Rmo (Microsoft.SqlServer.Rmo.dll)

構文

'宣言
Public Property IdentityRangeManagementOption As IdentityRangeManagementOption
    Get
    Set
'使用
Dim instance As Article
Dim value As IdentityRangeManagementOption

value = instance.IdentityRangeManagementOption

instance.IdentityRangeManagementOption = value
public IdentityRangeManagementOption IdentityRangeManagementOption { get; set; }
public:
property IdentityRangeManagementOption IdentityRangeManagementOption {
    IdentityRangeManagementOption get ();
    void set (IdentityRangeManagementOption value);
}
member IdentityRangeManagementOption : IdentityRangeManagementOption with get, set
function get IdentityRangeManagementOption () : IdentityRangeManagementOption
function set IdentityRangeManagementOption (value : IdentityRangeManagementOption)

プロパティ値

型: Microsoft.SqlServer.Replication. . :: . .IdentityRangeManagementOption
必要な ID 範囲管理オプションを指定する IdentityRangeManagementOption 列挙値です。

例外

例外 条件
ApplicationException

バージョンが SQL Server 2000 よりも古い場合に発生します。

アーティクルがサーバーに存在しない場合に発生します。

Manual が使用されており、バージョンが SQL Server 2005 よりも古い場合に発生します。

説明

可能な限り、自動的な ID 範囲の管理を使用して、ID 範囲の割り当てをレプリケーションで管理するようにしてください。

SQL Server 2000 以降のバージョンでの既定値は、Automatic です。

ピア ツー ピア レプリケーション トポロジでの既定値は、Manual です。Manual は、SQL Server 2005 以降のバージョンではサポートされていません。

IdentityRangeManagementOption プロパティを取得できるのは、パブリッシャ側およびサブスクライバ側 (サブスクライバを再パブリッシュする場合) の固定サーバー ロール sysadmin のメンバです。また、パブリケーション データベースの固定データベース ロール db_owner のメンバ、および PAL のメンバも取得できます。MergeArticle オブジェクトの場合は、ディストリビュータ側の固定データベース ロール replmonitor のメンバも取得できます。

IdentityRangeManagementOption プロパティを設定できるのは、パブリッシャ側の固定サーバー ロール sysadmin のメンバです。また、パブリケーション データベースの固定データベース ロール db_owner のメンバも設定できます。

IdentityRangeManagementOption を取得すると、sp_helparticle (Transact-SQL) (トランザクション レプリケーションまたはスナップショット レプリケーションの場合) または sp_helpmergearticle (Transact-SQL) (マージ レプリケーションの場合) を実行したのと同じことになります。

IdentityRangeManagementOption を設定すると、トランザクション レプリケーションまたはスナップショット レプリケーションの sp_addarticle (Transact-SQL) または sp_changearticle (Transact-SQL) を実行したのと同じことになります。また、マージ レプリケーションの sp_addmergearticle (Transact-SQL) または sp_changemergearticle (Transact-SQL) を実行したのと同じことになります。

IdentityRangeManagementOption プロパティは、SQL Server 2005 および SQL Server 2000 で使用できます。

この名前空間、クラス、またはメンバは、.NET Framework 2.0 でのみサポートされています。