HTML デバイス情報設定

次の表は、HTML 形式で表示するデバイス情報設定を示しています。

設定

AccessibleTablix

スクリーン リーダー用の追加のアクセシビリティ メタデータを使用して表示するかどうかを示します。 追加のアクセシビリティ メタデータを使用すると、「Electronic and Information Technology Accessibility Standards (電子/情報技術アクセシビリティ基準)」(Section 508 (第 508 条)) の「Web-based Intranet and Internet Information and Applications (Web ベースのイントラネットとインターネットの情報およびアプリケーション)」セクション (1194.22) で定められている次の技術標準に準拠したレポートを表示できます。

  • (g) データ テーブルの行と列のヘッダーは、識別できるようにすること。

  • (h) データ テーブルの行または列のヘッダーの論理階層が 2 階層以上になる場合は、マークアップを使用してデータ セルとヘッダー セルを関連付けること。

  • (i) 識別および移動しやすいように、フレームにはテキストによるタイトルを付けること。

このパラメーターは、単純なグループ化が行われる、単純なテーブル構造またはマトリックス構造を持つレポートにのみ適用できます。 既定値は false です。

このパラメーターは、Microsoft SharePoint Server 2010 ではサポートされていますが、Microsoft SharePoint Server 2007 ではサポートされていません。

BookmarkID

レポート内のジャンプ先ブックマーク ID。

DocMap

レポート見出しマップの表示と非表示を切り替えます。 このパラメーターの既定値は true です。

ExpandContent

レポートを、水平方向のサイズを抑えたテーブル構造に収めるかどうかを示します。

FindString

レポートの検索条件として使用する文字列。 このパラメーターの既定値は、空文字列です。

GetImage

HTML ビューアー ユーザー インターフェイス用の特定のアイコンを取得します。

HTMLFragment

完全な HTML ドキュメントの代わりに HTML 断片を作成するかどうかを示します。 HTML 断片には TABLE 要素のレポート コンテンツが含まれ、HTML 要素と BODY 要素は省略されます。 既定値は false です。 SOAP API の Render メソッドを使用して HTML に表示する場合、画像付きのレポートを表示するには、このデバイス情報を true に設定する必要があります。 HTMLFragment プロパティを true にして SOAP を使用して表示すると、画像の正しい要求に使用できるセッション情報が入った URL が作成されます。 画像はレポート サーバー データベースのアップロードされたリソースである必要があります。

JavaScript

表示レポートで JavaScript がサポートされるかどうかを示します。 既定値は true です。

LinkTarget

レポートのハイパーリンクの対象。 LinkTarget=window_name のようにウィンドウ名を指定して、ウィンドウまたはフレームを対象にできます。また、LinkTarget=_blank を使用して新しいウィンドウを対象にすることもできます。 他に有効な対象名には、_self、_parent、および _top があります。

OutlookCompat

Outlook でレポートの外観をよくする追加のメタデータを使用して表示するかどうかを示します。 既定値は false です。

OnlyVisibleStyles

現在レンダリングされているページの共有スタイルのみが生成されることを示します。

Parameters

ツール バーのパラメーター領域を表示するか非表示にするかを示します。 このパラメーターの値を true に設定すると、ツール バーのパラメーター領域が表示されます。 このパラメーターの既定値は true です。

PrefixId

HTMLFragment と併用する場合、作成された HTML フラグメントのすべての ID 属性に指定したプレフィックスを追加します。

ReplacementRoot

ReportViewer コントロールの外部に表示する場合、レポートのすべてのドリルスルー、トグル、およびブックマークのリンクの先頭に追加する文字列。 たとえば、ユーザーのクリックをカスタム ページにリダイレクトするために使用されます。

Section

表示するレポートのページ番号。 0 の値は、レポートのすべてのセクションが表示されることを示します。 既定値は 1 です。

StreamRoot

レポート サーバーが返す HTML レポートで IMG 要素の src 属性の値の前に付けるパス。 既定では、レポート サーバーがパスを提供します。 この設定を使用して、レポートの画像のルート パスを指定できます (たとえば、http://<servername>/resources/companyimages)。

StyleStream

スタイルとスクリプトがドキュメント内ではなく、異なるストリームとして作成されるかどうかを示します。 既定値は false です。

Toolbar

ツール バーを表示するか非表示にするかを示します。 このパラメーターの既定値は true です。 このパラメーターの値が false である場合は、残りのオプション (見出しマップを除く) すべてが無視されます。 このパラメーターを省略すると、サポートされている表示形式でツール バーが自動的に表示されます。

URL アクセスを使用してレポートを表示すると、レポート ビューアー ツール バーが表示されます。 ツール バーは SOAP API によっては表示されません。 しかし、Toolbar デバイス情報設定は、SOAP の Render メソッドを使用したときにレポートの表示に反映されます。 SOAP を使用して HTML を表示するときにこのパラメーターの値が true である場合、レポートの最初のセクションのみが表示されます。 値が false である場合、HTML レポート全体が単一の HTML ページとして表示されます。

UserAgent

要求元ブラウザーの user-agent 文字列。HTTP 要求に含まれています。

Zoom

整数のパーセンテージまたは文字列定数としてのレポート ズーム値。 標準的な文字列値には Page Width と Whole Page などがあります。 Internet Explorer 5.0 よりも前の Microsoft Internet Explorer および Microsoft 以外のすべてのブラウザーでは、このパラメーターが無視されます。 このパラメーターの既定値は 100 です。

変更履歴

変更内容

AccessibleTablix 設定に関する情報を追加しました。