CountDistinct 関数 (Reporting Services)
式で指定された NULL 以外の値が全部で何種類あるかを、指定されたスコープのコンテキストで評価して返します。
構文
CountDistinct(expression, scope, recursive)
パラメーター
expression
(Variant) この集計関数の実行対象の式です。この式には、集計関数が使用されている式を指定することはできません。scope
(String) 省略可。集計関数の適用先となるレポート アイテムを含むデータセット、グループ、またはデータ領域の名前です。scope を指定しなかった場合は、現在のスコープが使用されます。詳細については、「式での組み込みのレポート関数と集計関数の使用 (Reporting Services)」および「レポート式を使用した作業」を参照してください。recursive
(列挙型) 省略可。Simple (既定値) または RdlRecursive です。集計を再帰的に実行するかどうかを指定します。詳細については、「再帰型階層グループの作成 (Reporting Services)」を参照してください。
戻り値の型
Integer 値を返します。
説明
scope の値には、式を指定することができません。この値は、現在のスコープまたはコンテナ スコープを参照する必要があります。
使用例
次のコード例では、既定のスコープおよび親グループのスコープで、Size の NULL でない一意の値の数を計算する式を示します。この式は、子グループ GroupbySubcategory に属する行内のセルに追加されます。親グループは GroupbyCategory になります。この式では、GroupbySubcategory (既定のスコープ) の結果、次に GroupbyCategory (親グループのスコープ) の結果が表示されます。
注意 |
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実際には、式に復帰と改行を含めないでください。サンプル コードでは、ドキュメントを読みやすくするためにこれらが含まれています。次の例をコピーする場合は、各行の復帰を削除してください。 |
="Distinct count (Subcategory): " & CountDistinct(Fields!Size.Value) &
"Distinct count (Category): " & CountDistinct(Fields!Size.Value,"GroupbyCategory")