サブスクリプションでのパラメータの設定

パラメータ化されたレポートにサブスクリプションを定義する際に、サブスクリプション処理で使用するパラメータ値を指定できます。要求時に実行されるレポートには、サブスクリプションのパラメータのみ指定できます。スナップショットとして実行されるパラメータ化されたレポートをサブスクライブする場合は、スナップショットに定義されているパラメータ値をサブスクリプションで使用する必要があります。

注意注意

データ ドリブン サブスクリプションでは、サブスクライバ データ ソースから取得したパラメータ値を使用できます。詳細については、「サブスクライバ データに対する外部データ ソースの使用」を参照してください。

要求時レポートへのサブスクリプション パラメータの指定

要求時に実行され、パラメータを使用するレポートの場合、サブスクリプションを処理するときに使用するパラメータ値を定義できます。このパラメータ値は、要求時または他の定期的な操作でレポートを実行するときに使用される値とは異なる値にすることができます。たとえば、期間パラメータを使用して、顧客に現在の日付、週、または月のサービス要求を返すサービスの呼び出しレポートを保持していると仮定します。レポートの既定のパラメータ値が今日に設定されている場合、サブスクリプションでは別のパラメータ値 (またはなど) を使用して、週単位または月単位の数値を含むレポートを生成できます。

レポート スナップショットのパラメータ

レポート スナップショットとして実行されるパラメータ化されたレポートでは、レポート スナップショットに定義されているパラメータ値が使用されます。パラメータ値は、レポートのパラメータ プロパティ ページで定義されています。サブスクリプションを使用して、スナップショットに定義されているパラメータ値を上書きすることはできません。たとえば、レポート スナップショットとして実行される西地区の売上レポートをサブスクライブしていて、そのスナップショットに地域のパラメータ値として Western が指定されていると仮定します。この場合、このレポートへのサブスクリプションを作成するには、サブスクリプションで Western パラメータ値を使用する必要があります。

パラメータが無視されることを示すために、サブスクリプション ページのパラメータ フィールドは読み取り専用フィールドに設定されます。

サブスクリプションを定義した後にレポート スナップショットのパラメータ値を変更すると、レポート サーバーでサブスクリプションが非アクティブ化されます。サブスクリプションの非アクティブ化は、レポートが変更されたことを示します。サブスクリプションをアクティブ化するには、サブスクリプションを開いてから保存します。