レポート マネージャでモデルを作成する方法

レポート マネージャを使用すると、Analysis Services のキューブ、SQL Server のデータベース、Oracle のデータベースからモデルを生成できます。レポート モデルは、レポート サーバーにパブリッシュされている共有データ ソースから生成されます。まだ共有データ ソースがない場合は、作成する必要があります。

生成されるレポート モデルは、共有データ ソースのスキーマに完全に基づいています。データ ソースのどの部分をモデルに含めるかを選択したり、生成されるモデルのルールやメタデータを編集したりすることはできません。ただし、モデルが生成された後でモデルのプロパティを設定したり、モデル全体またはモデルの一部へのアクセスを制限するロールの割り当てを定義したりすることはできます。

注意注意

レポート マネージャまたは MicrosoftOffice SharePoint Server 2007 を使用して生成された Oracle ベースのモデルには、Oracle データ ソースへの接続に使用するユーザー アカウントのスキーマの一部であるデータベース オブジェクトが含まれます。ユーザー アカウント名は、データ ソース プロパティの資格情報で指定されます。

レポート マネージャを使用してレポート モデルの新しいデータ ソースを作成するには

  1. Web ブラウザのアドレス バーに、レポート サーバーの URL を入力します。

  2. [新しいデータ ソース] をクリックします。

  3. [名前] ボックスに、データ ソースの名前を入力します。

  4. 必要に応じて、[説明] ボックスにモデルの簡単な説明を入力します。

  5. [このデータ ソースを有効にする] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。

  6. [接続の種類] ボックスの一覧で、接続先のデータ ソースの種類を選択します。接続の種類は、[Oracle][Microsoft SQL Server][Microsoft SQL Server Analysis Services] のいずれかである必要があります。

  7. [接続文字列] ボックスに、データベースを指す接続文字列を入力します。

  8. レポート ビルダのユーザーがデータベースに接続するために使用する必要のある接続方法を選択します。

    • Windows 認証 : オペレーティング システムで SQL Server ユーザーを認証する場合には、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、SQL Server は、パスワードの暗号化などの Windows のセキュリティ機能を使用してユーザーを認証します。このオプションを選択することを強くお勧めします。

    • SQL Server 認証 : 管理者が作成した SQL Server ログイン アカウントをユーザーが使用する場合には、このオプションを選択します。ユーザーは、正しい SQL Server ログイン名とパスワードを入力する必要があります。

      注記注意

      できるだけ Windows 認証を使用してください。

  9. [OK] をクリックします。

レポート マネージャを使用してレポート モデルを作成するには

  1. レポート マネージャで、モデルに使用するデータ ソースを選択します。

    [プロパティ] ページが表示されます。

  2. データ ソースに対して指定したオプションが必要かどうかを確認します。

  3. [モデルの生成] をクリックします。

    データ ソースの [全般] ページが表示されます。

  4. [名前] ボックスに、レポート モデルの名前を入力します。

  5. [説明] ボックスに、モデルの簡単な説明を入力します。

  6. レポート モデルの保存先として新しい場所を指定するには、[場所の変更] をクリックします。

    既定では、レポート モデルはレポート マネージャの [ホーム] に保存されます。

  7. [OK] をクリックします。

    レポート モデルが作成され、指定した場所に保存されます。レポート マネージャを使用して、このモデルに権限を割り当てることができます。