IAuthorizationExtension インターフェイス

SQL Server Reporting Services の承認機能の拡張に使用できる拡張機能を表します。

この API は、CLS に準拠していません。 

名前空間:  Microsoft.ReportingServices.Interfaces
アセンブリ:   Microsoft.ReportingServices.Interfaces (Microsoft.ReportingServices.Interfaces.dll)
  Microsoft.ReportingServices.SharePoint.UI.WebParts (Microsoft.ReportingServices.SharePoint.UI.WebParts.dll)

構文

'宣言
<CLSCompliantAttribute(False)> _
Public Interface IAuthorizationExtension _
    Inherits IExtension
'使用
Dim instance As IAuthorizationExtension
[CLSCompliantAttribute(false)]
public interface IAuthorizationExtension : IExtension
[CLSCompliantAttribute(false)]
public interface class IAuthorizationExtension : IExtension
[<CLSCompliantAttribute(false)>]
type IAuthorizationExtension =  
    interface
        interface IExtension
    end
public interface IAuthorizationExtension extends IExtension

説明

承認は、レポート サーバー データベースの特定のリソースに対して要求された種類のアクセスに、ID を付与するかどうかを判断する処理です。Reporting Services では、アクセス制御リスト (AceCollection オブジェクト) を格納し、それをレポート サーバー データベースの各システムとアイテムに関連付けることにより、この処理を行います。承認拡張機能では、CreateSecurityDescriptor メソッドを実装する必要があります。このメソッドは、レポート サーバー データベースのアイテムに対して新しいロールの割り当てが作成されると、必ずレポート サーバーによって呼び出されます。CreateSecurityDescriptor の実装は、少なくとも AceCollection をシリアル化する必要があります。必要に応じて、追加のユーザー情報をセキュリティ記述子の一部としてシリアル化できます。特定のユーザーが要求された操作を実行するための適切な権限を持っているかどうかを評価するために、CheckAccess を実装します。また、CheckAccess の実装は、セキュリティ記述子のシリアル化解除、各 AceStruct オブジェクトの評価、ユーザー名と要求された操作に対応する有効な操作権限の確認を行う必要があります。一致する操作が見つかった場合、CheckAccess が true を返します。