チュートリアル : データベース エンジン チューニング アドバイザ
データベース エンジン チューニング アドバイザのチュートリアルへようこそ。データベース エンジン チューニング アドバイザでは、データベースを調整してクエリ処理を強化できます。データベース エンジン チューニング アドバイザは、指定されたデータベースでクエリがどのように処理されるのかを調査し、インデックス、インデックス付きビュー、パーティション分割などの物理的な設計構造を更新することによって、クエリ処理のパフォーマンスを強化するようユーザーに提案します。
MicrosoftSQL Server 2000 のインデックス チューニング ウィザードに代わるこのツールには、多数の新機能が用意されています。たとえば、データベース エンジン チューニング アドバイザには、グラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) および dta コマンド プロンプト ユーティリティの 2 つのインターフェイスがあります。GUI では、チューニング セッションの結果をすばやく簡単に表示できます。一方、dta ユーティリティでは、データベース エンジン チューニング アドバイザの機能をスクリプトへ簡単に組み込み、チューニングを自動化することができます。また、XML 入力の取り込みが可能なので、より詳細にチューニング処理を制御できます。データベース エンジン チューニング アドバイザの新機能については、「データベース エンジン チューニング アドバイザの機能」を参照してください。
学習する内容
このチュートリアルでは、データベース エンジン チューニング アドバイザ GUI の操作方法、および基本的な作業を GUI と dta ユーティリティの両方で実行する方法を学習します。ここで学習する内容は次のとおりです。
レッスン 1: データベース エンジン チューニング アドバイザでの基本操作
このレッスンでは、データベース エンジン チューニング アドバイザの新しい GUI に慣れ親しみ、表示オプションとレイアウトの設定方法を学習します。レッスン 2 : データベース エンジン チューニング アドバイザの使用
このレッスンでは、データベース エンジン チューニング アドバイザの GUI を使った基本的なチューニング タスクの実行方法を学習します。レッスン 3 : dta コマンド プロンプト ユーティリティの使用
このレッスンでは、dta コマンド プロンプトを起動する方法と、いくつかの簡単なチューニング コマンドを実行する方法を学習します。
必要条件
このチュートリアルは、データベース管理の経験はあるが、データベース エンジン チューニング アドバイザの GUI または dta コマンド プロンプト ユーティリティに慣れていないユーザーを対象としています。インデックスやインデックス付きビューなどデータベースの物理的な設計構造、およびデータベースの概念を理解している必要があります。
AdventureWorks サンプル データベース
このチュートリアルでは AdventureWorks データベースを使用します。この新しいサンプル データベースでは、SQL Server の高度な機能を体験できます。AdventureWorksDW は Analysis Services をサポートする関連データベースです。セキュリティ強化のため、既定ではサンプル データベースがインストールされません。サンプル データベースをインストールするには、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] からセットアップを実行してください。
このチュートリアルが終了したら
このチュートリアルのレッスンが終了したら、次のトピックを参照し、データベース エンジン チューニング アドバイザの詳細を学習してください。
リファレンス情報については「データベース エンジン チューニング アドバイザの概要」を参照してください。データベース エンジン チューニング アドバイザの XML スキーマに関する説明も参照できます。
ツールの使用方法とトラブルシューティングに関する概要情報については、「物理データベース デザインのチューニング」を参照してください。
このツールを使用した作業の詳細については、「データベース エンジン チューニング アドバイザの操作方法に関するトピック」を参照してください。
注意 |
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チュートリアルを行うときは、ドキュメント ビューアのツール バーに [次のトピック] ボタンと [前のトピック] ボタンを追加することをお勧めします。詳細については、「ヘルプへの [次のトピック] ボタンと [前のトピック] ボタンの追加」を参照してください。 |