ソース管理を使用したソリューションの管理
前のトピックでは、ソース管理製品での管理が可能な StatusCheck ソリューションを作成しました。次の実習では、SQL Server Management Studio および Visual SourceSafe の基本操作を確認します。Management Studio は他のソース管理プロバイダとも連携できますが、ここでは Visual SourceSafe を使用します。したがって、この実習を行うには、Visual SourceSafe がインストールされている必要があります。
Visual SourceSafe とソリューションの連携
Visual SourceSafe にソリューションをチェックインするには
ソリューション エクスプローラで [ソリューション 'StatusCheck' (1 プロジェクト)] を右クリックし、[ソリューションをソース管理に追加] をクリックします。
[Visual SourceSafe ログイン] ダイアログ ボックスの [ユーザー名]、[パスワード]、および [データベース] ボックスに必要な情報を入力し、[OK] をクリックします。
[Visual SourceSafe に追加] ダイアログ ボックスでソリューションを保存するフォルダに移動し、[OK] をクリックします。
フォルダの作成を確認するメッセージが表示されます。[はい] をクリックします。
Management Studio で、[保留中のチェックイン] コンポーネントがデザイン画面に追加されます。これまでに [保留中のチェックイン] を明示的に閉じていると、自動的に表示されないことがあります。その場合は、[表示] メニューの [保留中のチェックイン] をクリックします。[保留中のチェックイン] のウィンドウに表示される情報はありません。ソリューションは追加された時点でチェックインされており、現在チェックアウトされているファイルが存在しないためです。
クエリ エディタをクリックし、スクリプトの一番下に新しい行を追加して、「GO」と記述します。[保留中のチェックイン] は、ファイルおよびその中のソリューションとスクリプト プロジェクトを自動的にチェックアウトします。
通常は、Management Studio のスペースを確保するため、[保留中のチェックイン] コンポーネントは閉じておきます。
ソリューション エクスプローラで [Check Workorders.sql] クエリを右クリックし、[保留中のチェックインの表示] をクリックします。[保留中のチェックイン] が再び表示され、変更したスクリプトを再確認できます。ただし、チェックインは実行されません。
ソリューション エクスプローラで [Check Workorders.sql] クエリを右クリックし、[チェックイン] をクリックします。[チェックイン] ダイアログ ボックスが開きます。チェックインする項目を選択し、変更点に関するコメントを追加します。
[チェックイン] をクリックしてファイルをチェックインし、[保留中のチェックイン] を閉じます。
Visual SourceSafe の構成
Visual SourceSafe は Management Studio と緊密に統合されていますが、バージョン管理製品を変更して、機能の一部を Management Studio から直接構成することができます。
Visual SourceSafe のオプションを構成するには
[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
[ソース管理] ノードを展開します。
ノードの各ページで、作業スタイルに適したプロパティを設定します。