ソース管理を使用したソリューションの管理

前のトピックでは、ソース管理製品での管理が可能な StatusCheck ソリューションを作成しました。次の実習では、SQL Server Management Studio および Visual SourceSafe の基本操作を確認します。Management Studio は他のソース管理プロバイダとも連携できますが、ここでは Visual SourceSafe を使用します。したがって、この実習を行うには、Visual SourceSafe がインストールされている必要があります。

Visual SourceSafe とソリューションの連携

Visual SourceSafe にソリューションをチェックインするには

  1. ソリューション エクスプローラで [ソリューション 'StatusCheck' (1 プロジェクト)] を右クリックし、[ソリューションをソース管理に追加] をクリックします。

  2. [Visual SourceSafe ログイン] ダイアログ ボックスの [ユーザー名][パスワード]、および [データベース] ボックスに必要な情報を入力し、[OK] をクリックします。

  3. [Visual SourceSafe に追加] ダイアログ ボックスでソリューションを保存するフォルダに移動し、[OK] をクリックします。

  4. フォルダの作成を確認するメッセージが表示されます。[はい] をクリックします。

  5. Management Studio で、[保留中のチェックイン] コンポーネントがデザイン画面に追加されます。これまでに [保留中のチェックイン] を明示的に閉じていると、自動的に表示されないことがあります。その場合は、[表示] メニューの [保留中のチェックイン] をクリックします。[保留中のチェックイン] のウィンドウに表示される情報はありません。ソリューションは追加された時点でチェックインされており、現在チェックアウトされているファイルが存在しないためです。

  6. クエリ エディタをクリックし、スクリプトの一番下に新しい行を追加して、「GO」と記述します。[保留中のチェックイン] は、ファイルおよびその中のソリューションとスクリプト プロジェクトを自動的にチェックアウトします。

  7. 通常は、Management Studio のスペースを確保するため、[保留中のチェックイン] コンポーネントは閉じておきます。

  8. ソリューション エクスプローラで [Check Workorders.sql] クエリを右クリックし、[保留中のチェックインの表示] をクリックします。[保留中のチェックイン] が再び表示され、変更したスクリプトを再確認できます。ただし、チェックインは実行されません。

  9. ソリューション エクスプローラで [Check Workorders.sql] クエリを右クリックし、[チェックイン] をクリックします。[チェックイン] ダイアログ ボックスが開きます。チェックインする項目を選択し、変更点に関するコメントを追加します。

  10. [チェックイン] をクリックしてファイルをチェックインし、[保留中のチェックイン] を閉じます。

Visual SourceSafe の構成

Visual SourceSafe は Management Studio と緊密に統合されていますが、バージョン管理製品を変更して、機能の一部を Management Studio から直接構成することができます。

Visual SourceSafe のオプションを構成するには

  1. [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。

  2. [ソース管理] ノードを展開します。

  3. ノードの各ページで、作業スタイルに適したプロパティを設定します。