Business Intelligence Development Studio のキーボード ショートカット キーの使用

Business Intelligence Development Studio で作業をする際には、Visual Studio 環境および Windows 環境が提供しているナビゲーション用ショートカット キーのすべてにアクセスできます。複数ある標準キーボード マッピング スキームから選択することも、キーボード ショートカット キーを追加または変更してマッピング スキームをカスタマイズすることもできます。現在のマッピング スキームを確認する方法、または Visual Studio 環境でキーボード オプションを変更する方法については、Visual Studio ヘルプを参照するか、[キーボード][オプション] ダイアログ ボックスで F1 キーを押してください。

Business Intelligence Development Studio ウィンドウでの移動や、ダイアログ ボックスでのオプション選択や変更が、マウスを使用せずに行えます。たとえば、Business Intelligence Development Studio のアクティブ ツール ウィンドウおよび現在のソリューションのアクティブ ファイルの一覧を表示するには、Ctrl + Tab キーを押します。方向キーを使用して、アクティブ ツールおよびアクティブ ファイルの間を移動したり、ツールまたはファイルを選択したりできます。マウスを使用せずに移動する方法の詳細については、Visual Studio ヘルプの「方法 : キーボード主体で操作する」を参照してください。

さらに、Business Intelligence Development Studio には多数のショートカット メニューがあり、よく使うウィザードやコマンドにすばやくアクセスできます。ショートカット メニューは動的で、ユーザー設定や現在操作中のオブジェクトによって、異なるオプションが含まれている場合があります。Business Intelligence Development Studio の使用に徐々に慣れながら、オブジェクトを右クリックしてメニュー オプションを調べ、これらのショートカットを覚えるようにしてください。

ヒントヒント

Shift + F10 キーを押すと、選択したオブジェクトまたはオプションのショートカット メニューを表示できます。

Visual Studio 環境の一般的なショートカット キーの詳細については、Visual Studio ヘルプの「アクセシビリティのヒントとテクニック」を参照してください。

Business Intelligence Development Studio のキーボード ショートカット キーのカスタマイズ

キーボード アクセス キーを追加または変更することでメニューおよびツール バーをカスタマイズすることもできます。キーボード アクセス キーをコマンドに割り当てる方法の詳細については、「メニューとショートカット キーのカスタマイズ」を参照してください。

Business Intelligence Development Studio のキーボード マッピングをカスタマイズするには

  1. [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。

  2. [環境] フォルダを展開し、[キーボード] をクリックします。

    Visual C++ または Visual Studio 6 のマッピング スキームを適用するには、一覧からマッピング スキームを選択します。

コマンドに割り当てるショートカット キーを確認するには

  1. [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。

  2. [環境] フォルダを展開し、[キーボード] をクリックします。

  3. [以下の文字列を含むコマンドを表示] ボックスに、スペースを含めずコマンド名またはオブジェクト名を入力します。

  4. 目的のコマンドが見つかるまで一覧をスクロールします。

  5. 現在のショートカット キーが [選択したコマンドへのショートカット] ボックスに表示されます。

コマンドに関連付けられたショートカット キーを変更するには

  1. [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。

  2. [環境] フォルダを展開し、[キーボード] をクリックします。

  3. [以下の文字列を含むコマンドを表示] ボックスに、スペースを含めずコマンド名を入力するか、目的のコマンドが見つかるまで一覧をスクロールします。

  4. 一覧で、ショートカット キーとの組み合わせを割り当てるコマンドを選択します。

  5. [使用する場所] ドロップダウン リストで、ショートカットを使用する機能をクリックします。たとえば、ショートカットをすべてのコンテキストで使用する場合は [グローバル] を選択します。また、限定したコンテキスト (データ ウェアハウス デザイナなど) にショートカットを制限することができます。

  6. [ショートカット キー] ボックスを選択して、コマンドに使用するキーの組み合わせをキーボードを使用して入力します。

    注意注意

    ショートカットには、文字と組み合わせて Shift キー、Alt キー、および Ctrl キーを含めることができます。

    注意注意

    次のキーを割り当てることはできません。Esc、Print Scrn/Sys Rq、ScrollLock、Pause/Break、Tab、CapsLock、Insert、Home、End、PageUp、PageDown、Windows ロゴ キー、アプリケーション キー、すべての方向キー、テンキーの Enter、NumLock、Del、Clear、または Ctrl + Alt + Del

Analysis Services のキーボード ショートカット キー

説明

キーの組み合わせ

ソリューション エクスプローラを開く

Ctrl + Alt + L

現在のオブジェクトのショートカット メニューを開く

Shift + F10

現在のオブジェクトまたはウィンドウのプロパティを開く

F4

タブ付きドキュメント ウィンドウのページを順番に表示する

Ctrl + Tab

ウィンドウのオブジェクトを順番に表示する

Shift + Tab

フォームベースのデザイナ内を移動する

F6/Shift + F6

Tab/Shift + Tab

方向キー

ウィンドウを順番に表示する

Ctrl + F6/Shift + Ctrl + F6

デザイナの主な領域を切り替える

F6/Shift + F6

デザイナの複数のタブ間を移動する (SQL Server 2005 Service Pack 1 で使用可能)

F8/Shift + F8

注意注意

Analysis Services では、デザイナごとに多数のプロジェクト固有のメニューが表示され、作業しているオブジェクト タイプに応じてメニュー オプションも変更されます。容易に移動できるように、オブジェクトごとにメニュー オプションとショートカット メニューを検証することをお勧めします。

Integration Services のキーボード ショートカット キー

説明

キーの組み合わせ

ソリューション エクスプローラを開く

Ctrl + Alt + L

ツールボックスを表示する

Ctrl + Alt + X

ツールボックスのセクション間で移動する

Ctrl + ↑

Ctrl + ↓

ツールボックスから選択したアイテムを [データ フロー] タブまたは [制御フロー] タブに追加する

Enter

出力ウィンドウを表示する

Ctrl + Alt + O

データ フローを表示する

Alt + S、V、D

制御フローの表示

Alt + S、V、C

パッケージ エクスプローラの表示

Alt + S、V、K

パッケージ間を移動する

Ctrl + Tab

パッケージのタスクまたはコンテナ間を移動する

Shift + Tab

グループ内のオブジェクト間を移動する

方向キー

ウィンドウを拡大および縮小する

Ctrl + プラス記号

Ctrl + マイナス記号

注意注意

Integration Services では SSIS デザイナのウィンドウごとにプロジェクト固有のメニューが表示されます。容易に移動できるように、作業するオブジェクトごとにメニュー オプションとショートカット メニューを検証することをお勧めします。

Reporting Services のキーボード ショートカット キー

説明

キーの組み合わせ

選択されたプロジェクトをビルドする

Ctrl + Shift + B

[プロパティ] ウィンドウを表示する

F4

データ ウィンドウを表示する

Ctrl + Alt + D

デバッグを開始する

F5

開いているウィンドウから次のウィンドウに移動する

F6

レポートのデザイン画面でのキーボード ショートカット

説明

キーの組み合わせ

あるレポート アイテムから次のレポート アイテムにフォーカスを移動する

Tab

選択したレポート アイテムを移動する

方向キー

選択したレポート アイテムを微調整する

Ctrl + 方向キー

選択したレポート アイテムのサイズを増減する

Ctrl + Shift + 方向キー

テキスト ボックスで、表示されているテキストの先頭にカーソルを移動する

Ctrl + Home

テキスト ボックスで、表示されているテキストの末尾にカーソルを移動する

Ctrl + End

テキストボックスで、現在のカーソル位置から表示されているテキストの先頭までのテキストを選択する

Shift + Home

テキストボックスで、現在のカーソル位置から表示されているテキストの末尾までのテキストを選択する

Shift + End

テキスト ボックスで、現在のカーソル位置から表現の先頭までのテキストを選択する

Ctrl + Shift + Home

テキスト ボックスで、現在のカーソル位置から表現の末尾までのテキストを選択する

Ctrl + Shift + End

選択したレポート アイテムのショートカット メニューを開く

Shift + F10 + 新しいキーボードのプロパティ キー

注意注意

Reporting Services では、レポート デザイナのウィンドウごとにプロジェクト固有のメニューが表示されます。容易に移動できるように、作業するオブジェクトごとにメニュー オプションとショートカット メニューを検証することをお勧めします。