DBCC dllname (FREE) (Transact-SQL)

指定された拡張ストアド プロシージャ DLL をメモリからアンロードします。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

DBCC dllname ( FREE ) [ WITH NO_INFOMSGS ]

引数

  • dllname
    メモリから解放する DLL の名前を指定します。

  • WITH NO_INFOMSGS
    すべての情報メッセージを表示しないようにします。

説明

拡張ストアド プロシージャを実行すると、SQL Server のインスタンスによって DLL が読み込まれ、サーバーがシャットダウンされるまで読み込まれたままになります。このステートメントを使うと、SQL Server をシャットダウンせずに DLL をメモリからアンロードできます。SQL Server で現在読み込まれている DLL ファイルを表示するには、sp_helpextendedproc を実行します。

結果セット

有効な DLL を指定した場合、DBCC dllname (FREE) は次のメッセージを返します。

DBCC execution completed. If DBCC printed error messages, contact your system administrator.

権限

固定サーバー ロール sysadmin または固定データベース ロール db_owner のメンバシップである必要があります。

次の例では、xp_sample が Xp_sample.dll として実装され、実行されているものとします。DBCC dllname (FREE) は、xp_sample 拡張プロシージャに関連付けられた Xp_sample.dll ファイルをアップロードします。

DBCC xp_sample (FREE);