sp_databases (Transact-SQL)
SQL Server 2005 データベース エンジンのインスタンス内に存在するデータベースの一覧、またはデータベース ゲートウェイを介してアクセスできるデータベースの一覧を表示します。
構文
sp_databases
リターン コードの値
ありません。
結果セット
列名 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
DATABASE_NAME |
sysname |
データベース名です。データベース エンジンでは、この列は sys.databases カタログ ビューに保存されているデータベース名を表します。 |
DATABASE_SIZE |
int |
データベースのサイズをキロバイト数で表します。 |
REMARKS |
varchar(254) |
データベース エンジンでは、この列は常に NULL を返します。 |
説明
返されるデータベース名は、現在のデータベース状況を変更するために USE ステートメントでパラメータとして使えます。
ODBC (Open Database Connectivity) には sp_databases に相当するものはありません。
権限
CREATE DATABASE 権限、ALTER ANY DATABASE 権限、または VIEW ANY DEFINITION 権限と、データベースへのアクセス許可が必要です。また、VIEW ANY DEFINITION 権限は拒否されないことが条件となります。
例
次に、sp_databases の実行例を示します。
USE master;
GO
EXEC sp_databases;