sys.parameters (Transact-SQL)
パラメータを受け入れるオブジェクトのパラメータごとに 1 行のデータを保持します。オブジェクトがスカラ関数の場合、戻り値を説明する単一行も含まれます。この行には parameter_id 値 0 が設定されます。
列名 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
object_id |
int |
このパラメータが属するオブジェクトの ID です。 |
name |
sysname |
パラメータの名前です。オブジェクト内で一意です。 オブジェクトがスカラ関数の場合、パラメータ名は、戻り値を表す行の空の文字列になります。 |
parameter_id |
int |
パラメータの ID です。オブジェクト内で一意です。 オブジェクトがスカラ関数の場合、parameter_id = 0 は戻り値を表します。 |
system_type_id |
tinyint |
パラメータのシステム型の ID です。 |
user_type_id |
int |
ユーザーが定義したパラメータの型の ID です。 型の名前を取得するには、この列で sys.types カタログ ビューに結合します。 |
max_length |
smallint |
バイト単位でのパラメータの最大長です。 列データ型が varchar(max)、nvarchar(max)、varbinary(max)、または xml の場合は値 = -1 です。 |
precision |
tinyint |
数値ベースの場合は、パラメータの有効桁数です。それ以外の場合は、0 です。 |
scale |
tinyint |
数値ベースの場合は、パラメータの小数点以下桁数です。それ以外の場合は、0 です。 |
is_output |
bit |
1 = パラメータは OUTPUT または RETURN です。それ以外の場合は 0 です。 |
is_cursor_ref |
bit |
1 = パラメータはカーソル参照パラメータです。 |
has_default_value |
bit |
1 = パラメータには既定値があります。 SQL Server では、このカタログ ビュー内の CLR オブジェクトの既定値のみが保持されます。したがって、Transact-SQL オブジェクトに対してこの列の値は 0 になります。Transact-SQL オブジェクト内のパラメータの既定値を表示するには、sys.sql_modules カタログ ビューの definition 列をクエリするか、システム関数 OBJECT_DEFINITION を使用します。 |
is_xml_document |
bit |
1 = 内容が完全な XML ドキュメントです。 0 = 内容がドキュメントの一部であるか、列のデータ型が xml ではありません。 |
default_value |
sql_variant |
has_default_value が 1 の場合、この列の値はパラメータの既定値です。それ以外の場合は、NULL です。 |
xml_collection_id |
int |
パラメータのデータ型が xml で、XML が型指定されている場合は、0 以外の値です。この値は、パラメータの検証 XML スキーマ名前空間に含まれるコレクションの ID です。 0 = XML スキーマ コレクションはありません。 |
is_readonly |
int |
1 = パラメータは READONLY です。それ以外の場合は 0 です。 |
権限
SQL Server 2005 以降のバージョンでは、カタログ ビューでのメタデータの表示が、ユーザーが所有しているかそのユーザーが権限を許可されている、セキュリティ保護可能なメタデータに制限されます。詳細については、「メタデータ表示の構成」を参照してください。