[統計の更新タスク] (メンテナンス プラン)

[統計の更新タスク] ダイアログ ボックスを使用して、テーブルおよびインデックスのデータに関する MicrosoftSQL Server 情報を更新します。このタスクでは、データベース内のユーザー テーブルに定義されている各インデックスの分布統計のサンプル データを取り直します。分布統計は、SQL Server では Transact-SQL ステートメントを処理する際のテーブル内の移動の最適化に使用されます。SQL Server は、分布統計を自動的に作成するために、各インデックスに対応するテーブルのデータを定期的にサンプリングしています。サンプリングするサイズは、テーブルに含まれる行数とデータ更新の頻度に基づいて決められます。このオプションを使用すると、テーブル内のデータの比率を指定して追加のサンプリングを実行できます。SQL Server は、この情報を使用してより適切なクエリ プランを作成します。

このタスクでは、UPDATE STATISTICS ステートメントが実行されます。

オプション

  • [接続]
    このタスクを実行するときに使用するサーバー接続を選択します。

  • [新規作成]
    このタスクを実行するときに使用する新しいサーバー接続を作成します。[新しい接続] ダイアログ ボックスの内容は次のとおりです。

  • [データベース]
    このタスクの影響を受けるデータベースを指定します。

    • [すべてのデータベース]

      すべての SQL Server データベース (tempdb を除く) を対象として、メンテナンス タスクを実行するメンテナンス プランを生成します。

    • [すべてのシステム データベース]

      SQL Server システム データベース (tempdb を除く) を対象として、メンテナンス タスクを実行するメンテナンス プランを生成します。ユーザーが作成したデータベースに対しては、メンテナンス タスクは実行されません。

    • [すべてのユーザー データベース]

      ユーザーが作成したすべてのデータベースを対象として、メンテナンス タスクを実行するメンテナンス プランを生成します。SQL Server システム データベースに対しては、メンテナンス タスクは実行されません。

    • [これらのデータベース]

      選択されたデータベースだけを対象として、メンテナンス タスクを実行するメンテナンス プランを生成します。このオプションをオンにする場合は、少なくとも 1 つのデータベースを一覧内で選択している必要があります。

    メモ   メンテナンス プランは、互換性レベルが 80 以上に設定されているデータベースに対してのみ実行されます。互換性レベルが 70 以下に設定されているデータベースは表示されません。

  • [オブジェクト]
    テーブル、ビュー、または両方を表示するように、[選択] グリッドで制限します。

  • [選択]
    このタスクによって影響を受けるテーブルまたはインデックスを指定します。[オブジェクト] ボックスで [テーブルとビュー] が選択されている場合は利用できません。

  • [すべての既存の統計]
    列とインデックスの統計を両方とも更新します。

  • [列統計のみ]
    列統計のみを更新します。

  • [インデックス統計のみ]
    インデックス統計のみを更新します。

  • [スキャンの種類]
    更新された統計情報を収集するスキャンの種類です。

  • [フル スキャン]
    統計を収集する際、テーブルまたはビューのすべての行を読み取ります。

  • [サンプル対象]
    大きなテーブルやビューの統計を収集するときにサンプリングする、テーブルまたはインデックス付きビューの割合や行数を指定します。

  • [T-SQL の表示]
    選択したオプションに基づき、このタスクでサーバーに対して実行される Transact-SQL ステートメントを表示します。

    注意注意

    影響を受けるオブジェクトの数が多い場合は、この表示に時間がかかることがあります。

[新しい接続] ダイアログ ボックス

  • [接続名]
    新しい接続の名前を入力します。

  • [サーバーにログオンするための情報の入力]
    このタスクを実行するときに接続するサーバーを選択します。

  • [最新の情報に更新]
    利用可能なサーバーの一覧を更新します。

  • [サーバーにログオンするための情報の入力]
    サーバーの認証方法を指定します。

  • [Windows NT の統合セキュリティを使用する]
    Microsoft Windows 認証を使用して SQL Serverデータベース エンジンのインスタンスに接続します。

  • [特定のユーザー名とパスワードを使用する]
    SQL Server 認証を使用して SQL Serverデータベース エンジンのインスタンスに接続します。このオプションは利用できません。

  • [ユーザー名]
    認証のときに使用する SQL Server ログインを提供します。このオプションは利用できません。

  • [パスワード]
    認証のときに使用するパスワードを提供します。このオプションは利用できません。

関連項目

参照