sp_add_agent_profile (Transact-SQL)

レプリケーション エージェントの新しいプロファイルを作成します。このストアド プロシージャは、ディストリビュータ側で任意のデータベースについて実行されます。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_add_agent_profile [ [ @profile_id= ] profile_id OUTPUT ]
        , [ @profile_name= ] 'profile_name' 
        , [ @agent_type= ] 'agent_type' ] 
    [ , [ @profile_type= ] profile_type ]
    [ , [ @description= ] 'description' ]
    [ , [ @default= ] default ]

引数

  • [ @profile_id= ] profile_id
    新たに挿入されたプロファイルに関連付けられている ID を指定します。profile_id のデータ型は int です。これは省略可能な OUTPUT パラメータです。指定した場合、値が新しいプロファイル ID として設定されます。

  • [ @profile_name= ] 'profile_name'
    プロファイルの名前を指定します。profile_name のデータ型は sysname で、既定値はありません。

  • [ @agent_type= ] 'agent_type'
    レプリケーション エージェントのタイプです。agent_type のデータ型は int で、既定値はありません。次のいずれかの値をとります。

    説明

    1

    スナップショット エージェントです。

    2

    ログ リーダー エージェントです。

    3

    ディストリビューション エージェントです。

    4

    マージ エージェントです。

    9

    キュー リーダー エージェントです。

  • [ @profile_type= ] profile_type
    プロファイルの種類を指定します。profile_type のデータ型は int で、既定値は 1 です。

    0 はシステム プロファイルを示します。1 はカスタム プロファイルを示します。このストアド プロシージャを使用して作成できるのは、カスタム プロファイルだけです。したがって 1 が唯一の有効な値です。MicrosoftSQL Server のみがシステム プロファイルを作成できます。

  • [ @description =] 'description'
    プロファイルの説明を指定します。description のデータ型は nvarchar(3000) で、既定値はありません。

  • [ @default= ] default
    プロファイルが agent_type *の既定のプロファイルであるかどうかを示します。*default のデータ型は bit で、既定値は 0 です。1 は、追加されるプロファイルが、agent_type によって指定されるエージェントの新しい既定のプロファイルになることを示します。

戻り値

成功した場合は 0 を、失敗した場合は 1 をそれぞれ返します。

説明

sp_add_agent_profile は、スナップショット レプリケーション、トランザクション レプリケーション、およびマージ レプリケーションで使用します。

カスタム エージェント プロファイルは、既定のエージェント パラメータ値を使用して追加されます。これらの既定値を変更するには sp_change_agent_parameter (Transact-SQL) を使用し、パラメータを追加するには sp_add_agent_parameter (Transact-SQL) を使用します。

sp_add_agent_profile を実行すると、新しいカスタム プロファイルのための行が MSagent_profiles (Transact-SQL) テーブルで追加され、このプロファイルに関連する既定のパラメータが MSagent_parameters (Transact-SQL) テーブルに追加されます。

権限

sp_add_agent_profile を実行できるのは、固定サーバー ロール sysadmin のメンバだけです。