sys.syscomments (Transact-SQL)

データベース内のビュー、ルール、既定値、トリガ、CHECK 制約、DEFAULT 制約、およびストアド プロシージャごとに 1 つのエントリを保持します。text 列には、元の SQL 定義ステートメントが含まれます。

重要な注意事項重要

この SQL Server 2000 システム テーブルは、下位互換性を保つためにビューとして含まれています。 代わりに、現在の SQL Server システム ビューを使用することをお勧めします。 対応するシステム ビューを調べるには、「SQL Server 2005 システム ビューへの SQL Server 2000 システム テーブルのマッピング」を参照してください。 この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。 新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。

列名

データ型

説明

id

int

このテキストが適用されるオブジェクトの ID です。

number

smallint

プロシージャがグループ化されている場合は、グループ内の番号です。

0 = エントリがプロシージャでないことを表します。

colid

smallint

オブジェクトの定義が 4,000 文字を超える場合の行のシーケンス番号です。

status

smallint

単に情報を示すためだけに特定されます。 サポートされていません。 将来の互換性は保証されません。

ctext

varbinary(8000)

SQL 定義ステートメントの生のバイトです。

texttype

smallint

0 = ユーザーが指定するパラメータ

1 = システムが指定するパラメータ

4 = 暗号化コメント

language

smallint

単に情報を示すためだけに特定されます。 サポートされていません。 将来の互換性は保証されません。

encrypted

bit

プロシージャ定義が暗号化されているかどうかを示します。

0 = 暗号化されていない

1 = 暗号化されている

重要な注意事項重要
ストアド プロシージャ定義を暗号化するには、ENCRYPTION キーワードを指定して CREATE PROCEDURE を使用します。

compressed

bit

常に 0 が返されます。これは、プロシージャが圧縮されていることを示します。

text

nvarchar(4000)

SQL 定義ステートメントの実際のテキストです。

SQL Server 2008 では、SQL 式をデコードしてカタログ メタデータに格納する方法が SQL Server 2000 と異なります。デコードされた式のセマンティクスは元のテキストと同じですが、構文も同じであるとは限りません。たとえば、デコードされた式からは空白文字が削除されます。

この SQL Server 2000 互換のビューは現在の SQL Server 構造から情報を取得するため、nvarchar(4000) の定義より多くの文字数が返される可能性があります。sp_help は、テキスト列のデータ型として nvarchar(8000) を返します。syscomments を使用する場合は nvarchar(max) を使用することを検討してください。新しい開発作業では syscomments を使用しないでください。