[新しいシステム ロールの割り当て]/[システム ロールの割り当てを編集] ページ (レポート マネージャ)

[新しいシステム ロールの割り当て] ページまたは [システム ロールの割り当てを編集] ページを使用すると、レポート サーバーのセキュリティを定義できます。すべてのセキュリティはロールの割り当てによって定義され、この割り当てを通じて、実行できるタスクに特定のユーザーまたはグループがマップされます。タスクの一覧は、ロールの割り当ての作成時に選択するロールの定義を示します。

システムレベルでは、作成または変更するロールの割り当てがレポート サーバー全体に適用されます。たとえば、共有スケジュールはシステム全体で使用されるため、共有スケジュールを作成する機能はシステムレベルで指定されます。

Reporting Services には既定で 2 つの定義済みのシステム レベルのロールが用意されています。

  • システム ユーザーには、ユーザーが共有スケジュールを選択できるようにするためのタスクが含まれます。このロールには、レポート サーバーにパブリッシュされたクリックスルー レポートをユーザーが表示できるようにするためのレポート定義の実行タスクも含まれます。ほとんどのユーザーがこのロールに割り当てられる必要があります。

  • システム管理者には、共有スケジュールの作成および管理、サーバー プロパティの設定、他のユーザーに対するシステム レベルのロールの割り当ての作成などのタスクが含まれます。このレベルの権限が必要なユーザーは少数です。このロールのすべてのタスクの詳細については、「システム管理者ロール」を参照してください。

このページを開くには、ページ上部の [サイトの設定] をクリックします。次に、ページの横にある [セキュリティ] タブをクリックします。このページにアクセスするには、コンテンツ マネージャとシステム管理者の権限が必要です。

オプション

  • [グループまたはユーザー]
    ドメインのグループ アカウント名またはユーザー アカウント名を入力します。レポート サーバーがローカル アカウントで実行されている場合は、ローカルのグループまたはユーザーを指定する必要があります。レポート サーバーがドメイン アカウントで実行されている場合は、ドメイン グループまたはドメイン ユーザーを指定する必要があります。アカウントは、<domain>\<account> の形式で入力します。

  • [ロール]
    他のユーザーに割り当てることができるシステム レベルのロールを指定します。1 つのロールの割り当てに複数のロールを指定できます。

    レポート マネージャでは、各ロールのタスクは表示されず、タスクを追加または変更することもできません。ロールは定義されているとおりに使用する必要があります。ロールを作成、変更、または削除するには、SQL ServerManagement Studio を使用します。詳細については、「ロールを作成、削除、または変更する方法 (Management Studio)」を参照してください。

    SQL Server 2005 Express Edition with Advanced Services を使用している場合、提供されている既定のロールを使用する必要があります。

  • 説明
    ロールに関する詳細を表示します。システム ユーザーやシステム管理者などの定義済みロールに関しては、各ロールでサポートされているタスクの要約が説明として提供されます。