SignByCert (Transact-SQL)

証明書を使用してテキストに署名し、その署名を返します。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

SignByCert ( certificate_ID , @cleartext [ , 'password' ] )

引数

  • certificate_ID
    データベースに含まれる証明書の ID を指定します。certificate_ID のデータ型は int です。

  • @cleartext
    署名するデータを含む、nvarchar、char、varchar、または nchar 型の変数を指定します。

  • 'password'
    証明書の秘密キーを暗号化する場合に使用したパスワードを指定します。password のデータ型は nvarchar(128) です。

戻り値の型

varbinary 型 (最大サイズは 8,000 バイト)

説明

証明書に対する CONTROL 権限が必要です。

次の例では、証明書 ABerglundCert07 を使用して @SensitiveData 内のテキストに署名します。署名の前にはパスワード "pGFD4bb925DGvbd2439587y" を使用して証明書を暗号化解除します。その後、クリアテキストと署名をテーブル SignedData04 に挿入します。

DECLARE @SensitiveData nvarchar(max);
SET @SensitiveData = N'Saddle Price Points are 
    2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29';
INSERT INTO [SignedData04]
    VALUES( N'data signed by certificate ''ABerglundCert07''',
    @SensitiveData, SignByCert( Cert_Id( 'ABerglundCert07' ), 
    @SensitiveData, N'pGFD4bb925DGvbd2439587y' ));
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