DROP XML SCHEMA COLLECTION (Transact-SQL)

XML スキーマ コレクション全体とそのすべてのコンポーネントを削除します。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

DROP XML SCHEMA COLLECTION [ relational_schema. ]sql_identifier

引数

  • relational_schema
    リレーショナル スキーマ名を指定します。指定しない場合、既定のリレーショナル スキーマが使用されます。

  • sql_identifier
    削除する XML スキーマ コレクションの名前を指定します。

説明

XML スキーマ コレクションの削除は、トランザクション操作です。つまり、トランザクション内で XML スキーマ コレクションを削除し、後でトランザクションをロールバックすると、XML スキーマ コレクションは削除されなかったことになります。

XML スキーマ コレクションは、使用中は削除できません。つまり、削除するコレクションに、次のものは指定できません。

  • 任意の xml 型のパラメータまたは列に関連付けられているコレクション。

  • 任意のテーブル制約で指定されているコレクション。

  • スキーマ バインド関数またはストアド プロシージャで参照されているコレクション。たとえば、次の関数では WITH SCHEMABINDING が指定されるので、XML スキーマ コレクション MyCollection はロックされます。このコレクションを削除すると、XML SCHEMA COLLECTION のロックはなくなります。

    CREATE FUNCTION dbo.MyFunction()
    RETURNS int
    WITH SCHEMABINDING
    AS
    BEGIN
       ...
       DECLARE @x XML(MyCollection)
       ...
    END
    

権限

XML SCHEMA COLLECTION を削除するには、コレクションに対する DROP 権限が必要です。

詳細については、「XML スキーマ コレクションに対する権限」を参照してください。

次の例では、XML スキーマ コレクションを削除します。

DROP XML SCHEMA COLLECTION ManuInstructionsSchemaCollection
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