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DataType 列挙体

データ フロー コンポーネントおよびデータ フロー バッファの列のデータ型を示します。

名前空間:  Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime.Wrapper
アセンブリ:  Microsoft.SqlServer.DTSRuntimeWrap (Microsoft.SqlServer.DTSRuntimeWrap.dll)

構文

'宣言
Public Enumeration DataType
'使用
Dim instance As DataType

public enum DataType

public enum class DataType

type DataType

public enum DataType

メンバー

メンバー名 説明
DT_EMPTY 値を持たないデータ型です。
DT_NULL 値が NULL のデータ型です。
DT_I2 2 バイトの符号付き整数です。
DT_I4 4 バイトの符号付き整数です。
DT_R4 単精度浮動小数点値です。
DT_R8 倍精度浮動小数点値です。
DT_CY 通貨値です。このデータ型は、小数点以下桁数が 4 で最大有効桁数が 19 である、8 バイトの値です。
DT_DATE 年、月、日、および時間で構成される日付構造体です。

DT_DATE データ型は、8 バイトの浮動小数点数を使用して実装されます。年、月、日は、1899 年 12 月 30 日の午前 0 時を 0 とし、そこからの経過日数が整数で表されます。時間の値は、数値の小数部分の絶対値で表されます。これは、DT_DATE では分、秒、さらにミリ秒まで同様に表すことができることを意味します。ただし、浮動小数点値はすべての実数値を表すことができないため、DT_DATE で表すことができる日付の範囲には制限があります。

一方、DT_DBTIMESTAMP は年、月、日、時、分、秒、ミリ秒の個別のフィールドを持った構造体で表されます。そのため、このデータ型には表すことができる日付の範囲の制限はありません。
DT_BOOL ブール値です。
DT_DECIMAL 有効桁数と小数点以下桁数が固定長の、正確な数値です。このデータ型は、符号が別で、小数点以下桁数が 0 ～ 28、最大有効桁数が 29 である、12 バイトの値です。
DT_I1 1 バイトの符号付き整数です。
DT_UI1 1 バイトの符号なし整数です。
DT_UI2 2 バイトの符号なし整数です。
DT_UI4 4 バイトの符号なし整数です。
DT_I8 8 バイトの符号付き整数です。
DT_UI8 8 バイトの符号なし整数です。
DT_FILETIME 1601 年 1 月 1 日からの時間を 100 ナノ秒間隔の数で表す 64 ビット値です。
DT_GUID グローバル一意識別子 (GUID) です。
DT_BYTES バイナリ データ値です。長さは可変で、最大長は 8,000 バイトです。
DT_STR null 終了の ANSI/MBCS 文字列です。
DT_WSTR NULL で終わる Unicode 文字列です。
DT_NUMERIC 有効桁数と小数点以下桁数が固定長の、正確な数値です。このデータ型は、符号が別で、小数点以下桁数が 0 ～ 38、最大有効桁数が 38 である、16 バイトの値です。
DT_DBDATE 年、月、日で構成される日付構造体です。
DT_DBTIME 時間、分、および秒で構成される時間の構造体です。
DT_DBTIMESTAMP 年、月、日、時間、分、秒、および秒未満の時間で構成されるタイムスタンプの構造体です。秒未満の最大小数点以下桁数は 3 です。
DT_DBTIME2 時間、分、秒、および秒未満の時間で構成される時間の構造体です。秒未満の最大小数点以下桁数は 7 です。
DT_DBTIMESTAMPOFFSET 年、月、日、時間、分、秒、および秒未満の時間で構成されるタイムスタンプの構造体です。秒未満の最大小数点以下桁数は 7 です。

DT_DBTIMESTAMPOFFSET データ型には、タイム ゾーン オフセットもあります。このオフセットには、協定世界時 (UTC) からのオフセット (時間および分) を指定します。タイム ゾーン オフセットは、システムでローカル時間を取得するために使用されます。
DT_IMAGE 最大サイズが 2^31–1 (2,147,483,647) バイトのバイナリ値です。
DT_TEXT 最大長が 2^31–1 (2,147,483,647) 文字の ANSI/MBCS 文字列です。
DT_NTEXT 最大長が 2^30–1 (1,073,741,823) 文字の Unicode 文字列です。
DT_DBTIMESTAMP2 年、月、日、時間、分、秒、および秒未満の時間で構成されるタイムスタンプの構造体です。秒未満の最大小数点以下桁数は 7 です。
DT_BYREF_I2 2 バイトの符号付き整数を指すポインタです。
DT_BYREF_I4 4 バイトの符号付き整数を指すポインタです。
DT_BYREF_R4 単精度浮動小数点値を指すポインタです。
DT_BYREF_R8 倍精度浮動小数点値を指すポインタです。
DT_BYREF_CY 通貨値を指すポインタです。このデータ型は、小数点以下桁数が 4 で最大有効桁数が 19 である、8 バイトの値です。
DT_BYREF_DATE 年、月、日、および時間で構成される日付構造体を指すポインタです。
DT_BYREF_BOOL ブール値を指すポインタです。
DT_BYREF_DECIMAL 有効桁数と小数点以下桁数が固定の真数値を指すポインタです。このデータ型は、符号が別で、小数点以下桁数が 0 ～ 28、最大有効桁数が 29 である、12 バイトの値です。
DT_BYREF_I1 1 バイトの符号付き整数を指すポインタです。
DT_BYREF_UI1 1 バイトの符号なし整数を指すポインタです。
DT_BYREF_UI2 2 バイトの符号なし整数を指すポインタです。
DT_BYREF_UI4 4 バイトの符号なし整数を指すポインタです。
DT_BYREF_I8 8 バイトの符号付き整数を指すポインタです。
DT_BYREF_UI8 8 バイトの符号なし整数を指すポインタです。
DT_BYREF_FILETIME 1601 年 1 月 1 日からの時間を 100 ナノ秒間隔の数で表す 64 ビット値を指すポインタです。
DT_BYREF_GUID GUID を指すポインタです。
DT_BYREF_NUMERIC 有効桁数と小数点以下桁数が固定の真数値を指すポインタです。このデータ型は、符号が別で、小数点以下桁数が 0 ～ 38、最大有効桁数が 38 である、16 バイトの値です。
DT_BYREF_DBDATE 年、月、日で構成される日付構造体を指すポインタです。
DT_BYREF_DBTIME 時、分、秒で構成される時刻構造体を指すポインタです。
DT_BYREF_DBTIMESTAMP 年、月、日、時間、分、秒、および秒未満の時間で構成されるタイムスタンプの構造体を指すポインタです。秒未満の最大小数点以下桁数は 3 です。
DT_BYREF_DBTIME2 時間、分、秒、および秒未満の時間で構成される時間の構造体を指すポインタです。秒未満の最大小数点以下桁数は 7 です。
DT_BYREF_DBTIMESTAMPOFFSET 年、月、日、時間、分、秒、および秒未満の時間で構成されるタイムスタンプの構造体を指すポインタです。秒未満の最大小数点以下桁数は 7 です。

DT_DBTIMESTAMPOFFSET データ型には、タイム ゾーン オフセットもあります。このオフセットには、協定世界時 (UTC) からのオフセット (時間および分) を指定します。タイム ゾーン オフセットは、システムでローカル時間を取得するために使用されます。
DT_BYREF_DBTIMESTAMP2 年、月、日、時間、分、秒、および秒未満の時間で構成されるタイムスタンプの構造体を指すポインタです。秒未満の最大小数点以下桁数は 7 です。

説明

データ型は、参照型と値型に分かれます。参照型は指定された型のオブジェクトを指します。値型には、データへのポインタではなく、実際のデータが含まれます。

値型のデータ型の場合、データ自体ではなくデータへのポインタが必要になるときがあります。メンバ テーブルの DT_BYREF* のメンバは、値型に対するポインタとして作成されたフィールドです。

詳細については、「データ フロー内のデータ型の処理」を参照してください。

注意注意

ブール値は論理値であり、数値ではありません。ブール値は一部の環境で数値として表示される場合がありますが、数値として格納されることはありません。また、.NET Framework のメソッドと同様に、さまざまなプログラミング言語でブール値が個別の数値として表されます。

たとえば、Visual Basic で利用できる変換関数では True は -1 に変換されますが、.NET Framework の System.Convert.ToInt32 メソッドでは True は +1 に変換されます。Integration Services の式言語では True は -1 に変換されます。

エラーや予期しない結果が発生しないように、True および False については、特定の数値を参照するようなコードは記述しないでください。可能な限り、ブール型の変数には、仕様で定められている論理値以外の値を使用しないようにしてください。

データ型の詳細については、「Integration Services のデータ型」を参照してください。