データベース ミラーリングの設定の概要
このセクションでは、データベース ミラーリングの一般的な設定手順について説明します。データベース ミラーリングの概要については、「データベース ミラーリングの概要」を参照してください。
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構成はパフォーマンスに影響する場合があるので、データベース ミラーリングの構成はピーク タイム以外の時間に行うことをお勧めします。 |
設定手順
データベース ミラーリングを設定するには、次の手順を実行します。
すべてのデータベース ユーザーのログインが、ミラー サーバーに存在するようにします。詳細については、「データベース ミラーリングのログイン アカウントの設定」を参照してください。
データベースを別のサーバー インスタンスで使用できるようにするには、あらかじめ他のサーバー インスタンスで、新しいサーバー インスタンスのデータベースを使用するために必要な環境を設定しておく必要があります。詳細については、「データベースを別のサーバー インスタンスで使用できるようにするときのメタデータの管理」を参照してください。
NORECOVERY を指定してプリンシパル データベースの最近の完全バックアップを復元することにより、ミラー データベースを作成します。プリンシパル データベースに対するバックアップの実行時に完全復旧モデルが既に使用されていたことを確認してください。ミラー データベースの名前は、プリンシパル データベースの名前と同じにする必要があります。また、データベース ミラーリング セッション中は、この名前を変更することはできません。
重要データベースの完全バックアップ以降に行われたログ バックアップをすべて復元する必要があります。パートナー上でミラーリングを開始するには、元のデータベースの現在のログ バックアップを作成し、ミラー データベースになるデータベースに復元しておく必要があります。
詳細については、「ミラーリング用のミラー データベースを準備する方法 (Transact-SQL)」を参照してください。ログ バックアップを作成および復元する方法の詳細については、「トランザクション ログのバックアップ」を参照してください。
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注意プリンシパル データベースのバックアップを作成してから、可能な限り早い時点に残りの設定手順を完了します。
セキュリティを設定し、データベース ミラーリング セッションを開始します。
データベース ミラーリングは、Transact-SQL またはデータベース ミラーリング ウィザードを使用して設定できます。詳細については、以下のいずれかを参照してください。
注意データベース ミラーリングでは、フルテキスト カタログがサポートされます。詳細については、「データベース ミラーリングとフルテキスト カタログ」を参照してください。
必要に応じて、ミラーリング監視サーバーをセッションに追加します。
ミラーリング監視サーバーは、Transact-SQL またはデータベース ミラーリング ウィザードを使用して追加できます。詳細については、以下のいずれかを参照してください。
注意データベース所有者は、いつでもデータベースのミラーリング監視サーバーを無効にできます。ミラーリング監視サーバーを無効にすると、ミラーリングの監視が行われない状態になり、自動フェールオーバーは行われません。
Transact-SQL での Microsoft Windows 認証を使用したデータベース ミラーリングの完全な設定例については、「Windows 認証を使用したデータベース ミラーリングの設定の例 (Transact-SQL)」を参照してください。
Transact-SQL での証明書ベースのセキュリティを使用したデータベース ミラーリングの完全な設定例については、「証明書を使用したデータベース ミラーリングの設定の例 (Transact-SQL)」を参照してください。