SharePoint 用 Reporting Services アドインのインストールまたはアンインストール

SharePoint 製品用 Microsoft SQL Server Reporting Services アドインを SharePoint サーバーにインストールすると、SharePoint の配置内で Reporting Services レポート サーバーを実行するための機能が提供されます。 提供される機能には、Power View、レポート ビューアー Web パーツ、URL プロキシ エンドポイント、アプリケーション ページなどがあります。これにより、レポート、レポート モデル、データ ソース、およびその他のレポート サーバー コンテンツを SharePoint サイト上で作成、表示、および管理することができます。 SharePoint 製品用 Reporting Services アドインは、SharePoint モードで実行されるレポート サーバーに必要なコンポーネントです。 このトピックの内容は次のとおりです。

アドインを使用した配置例を示す図については、「SharePoint 2013 を使用した SQL Server BI 機能のインストール (SQL Server 2012 SP1)」を参照してください。

アドインのバージョンの一覧およびダウンロード ページについては、「SharePoint 製品用 Reporting Services アドインの検索場所」を参照してください。

  • 前提条件

  • アドインがインストールする内容

  • インストール方法の概要

  • rssharepoint.msi を使用したアドインのインストール

  • アドインを削除する方法

  • インストールを修復する方法

  • ログ ファイル

  • アップグレード

  • RsCustomAction.exe

前提条件

Reporting Services アドインのインストールは、レポート サーバーと SharePoint 製品のインスタンスを統合するために必要な数多くの手順の 1 つです。 SharePoint モードの使用のすべての前提条件の詳細については、「ハードウェアとソフトウェアの要件 (PowerPivot for SharePoint と Reporting Services の SharePoint モード)」を参照してください。 Reporting Services のインストールと構成の詳細については、「SharePoint モードの Reporting Services を単一サーバー ファームとしてインストールする」を参照してください。

複数の Web フロントエンド アプリケーションがある SharePoint ファームに Reporting Services を統合する場合は、Web サーバー フロントエンドがあるファームの各コンピューターにアドインをインストールします。 この作業は、レポート サーバー コンテンツのアクセスに使用する Web フロントエンドに対してのみ行ってください。

Reporting Services アドインをインストールするには、コンピューターの管理者である必要があります。 たとえば、コマンド プロンプトで rsSharePoint.msi を実行する場合は、[管理者として実行] オプションを使用して、管理者特権でコマンド プロンプトを開く必要があります。

Reporting Services アドインをインストールするには、SharePoint ファーム管理者グループのメンバーである必要があります。

Reporting Services 統合機能をアクティブ化するには、サイト コレクションの管理者である必要があります。

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アドインがインストールする内容

アドインのセットアップ プロセスは、2 つのフェーズで構成されます。標準インストールが完了すると、どちらのフェーズも自動的に完了します。

  1. 最初のフェーズでは、正しいフォルダーにファイルをインストールします。 それらのフォルダーは、SharePoint 配置では標準です。 インストールされるファイルの 1 つに rsCustomAction.exe ファイルがあります。

  2. インストールの 2 つ目の部分では、一連のカスタム アクションを実行して、SharePoint に Reporting Services ファイルを登録します。 カスタム アクションは、rsCustomAction.exe から実行します。 2 つのフェーズで構成される完全なインストールが終了すると、exe ファイルは削除されます。 [ファイルのみ] のインストールを実行すると、インストールの終わりに rsCustomAction.exe は実行されず、ドライブに残ります。

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インストールの順序

アドインは、SharePoint をインストールする前でも後でもインストールできます。 アドインは、SharePoint の配置前の標準に準拠し、SharePoint のインストールで使用された場所にファイルをインストールします。

注意

SharePoint 製品より前にアドインをインストールする利点は、新しいサーバーをファームに追加すると、Reporting Services アドインが SharePoint ファームによって構成およびアクティブ化されることです。

  • SharePoint 製品準備ツールは、SQL Server 2008 R2 バージョンの Reporting Services アドインをインストールします。 SQL Server 2012 には、SQL Server 2012 の機能に必要な新しいバージョンのアドインが含まれます。

    SharePoint 製品準備ツールを実行する場合でも、SQL Server 2012 バージョンの Reporting Services アドインをインストールする必要があります。

  • SQL Server 2012 バージョンの Reporting Services アドインをインストールした場合は、SharePoint 製品準備ツールを実行すると、新しいバージョンが検知されたために準備ツールによってアドインの旧バージョンがインストールされなかったことを示す次のダイアログが表示されます。

    SSRS アドインが既にインストールされています。

インストール方法の概要

SharePoint 製品用 SQL Server 2012 Reporting Services アドインは、次の 2 つの方法のいずれかを使用してインストールできます。

  • インストール ウィザード: メモSQL Server インストール ウィザードでアドインをインストールする (SQL Server 2012 で導入された方法)。 ウィザードの [機能の選択] ページで、[SharePoint 製品用 Reporting Services アドイン] を選択します。

  • rsSharepoint.msi: インストール メディアまたはダウンロードからアドインを直接インストールする。 rsSharepoint.msi は、グラフィカル ユーザー インターフェイスもコマンド ライン インストールもサポートしています。 .msi を管理者特権を使用して実行する必要があるため、まず高度な権限でコマンド プロンプトを開いてから、コマンド ラインから rsSharepoint.msi を実行します。 アドインのダウンロードの詳細については、「SharePoint 製品用 Reporting Services アドインの検索場所」を参照してください。

    注意

    サイレント コマンド ライン インストールで /q スイッチを使用する場合、使用許諾契約書は表示されません。 インストール方法にかかわらず、このソフトウェアの使用は、使用許諾契約に基づいています。ユーザーは使用許諾契約に準拠する責任があります。

 

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インストール ファイル rssharepoint.msi を使用したアドインのインストール

このセクションは、.msi インストール ウィザードの実行またはコマンド ライン インストールにより、rssharepoint.msi を直接インストールすることに関連しています。 SQL Server インストール ウィザードを使用してアドインをインストールする場合は、次の手順を実行する必要はありません。

次のコマンドを実行すると、コマンド ライン スイッチの全リストが表示されます。

Rssharepoint.msi /?
  1. Reporting Services アドインのセットアップ プログラム (rsSharepoint.msi) をダウンロードします。 アドインのダウンロードの詳細については、「SharePoint 製品用 Reporting Services アドインの検索場所」を参照してください。

  2. 管理者は、rsSharepoint.msi を実行して、インストール ウィザードを実行します。 ウィザードに、"ようこそ" ページ、ソフトウェア ライセンス条項、および登録情報ページが表示されます。 セットアップ時に、次のパスにフォルダーが作成され、そのフォルダーにファイルがコピーされます。

    %program files%\common files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\14\

    または

    %program files%\common files\Microsoft Shared\Web Server Extensions\15\

  3. SharePoint サーバーの全体管理で、レポート サーバーの設定と機能のアクティブ化を構成します。 . Reporting Services SharePoint モードのインストールと構成の詳細については、「SharePoint モードの Reporting Services を単一サーバー ファームとしてインストールする」を参照してください。

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ファイルのみのインストール

インストールのカスタム アクション フェーズをスキップしてファイルをインストールするには、SKIPCA オプションを指定してコマンド ラインから rssharepoint.msi を実行します。

  1. 管理者権限を使用してコマンド プロンプトを開きます。

  2. 次のコマンドを実行します。

    Msiexec.exe /i rsSharePoint.msi SKIPCA=1
    

インストールのユーザー インターフェイスが開き、正常に実行され、rsCustomAction.exe ファイルがインストールされます。 ただし、.exe はインストールの終了時には実行されず、インストールの終了後、rsCustomAction.exe はコンピューター上に残ります。

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2 ステップのインストールを使用したインストールの問題のトラブルシューティング

インストール中にエラーが発生した場合は、コマンド ラインから 2 つのステップでセットアップを実行できます。 まず、セットアップを実行して、カスタム アクションをスキップしてファイルをインストールし、その後で、カスタム アクションの実行可能ファイルを実行します。 Reporting Services アドインの 2 ステップのインストールを実行するには、次の手順を実行します。

  1. 管理者権限でコマンド プロンプトを開き、前のセクションの説明に従い、ファイルのみのインストールを実行します。

  2. ファイル システムで rsCustomAction.exe を見つけます。 このファイルは、セットアップ プログラムによってコンピューターにコピーされます。 rsCustomAction.exe は %Temp% ディレクトリにあります。 このファイルのパス情報を取得するには、コマンド プロンプトで次のように入力します。

    CD %temp%。

    ファイルは \Users\<your name>\AppData\Local\Temp にあります。

  3. 次のコマンドを入力します。 この構成手順は、完了まで数分かかります。 この処理中に W3SVC サービスが再起動されます。 プログラムでファイルがコピーされ、コンポーネントが登録され、SharePoint 製品構成ウィザードが実行されると共に、状態メッセージが表示されます。

    rsCustomAction.exe /i
    

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スクリプト作成のためのサイレント インストール

ダイアログや警告を表示しないサイレント インストールには、/q または /quiet を使用できます。 サイレント インストールは、アドインのインストールのスクリプトを作成する場合に役立ちます。

注意

サイレント コマンド ライン インストールで /q スイッチを使用する場合、使用許諾契約書は表示されません。 インストール方法にかかわらず、このソフトウェアの使用は、使用許諾契約に基づいています。ユーザーは使用許諾契約に準拠する責任があります。

サイレント インストールを行うには、次の手順を実行します。

  1. 管理者権限を使用してコマンド プロンプトを開きます。

  2. 次のコマンドを実行します。

    Msiexec.exe /i rsSharePoint.msi /q
    

Reporting Services アドインを削除する方法

SharePoint 製品用 Reporting Services アドインは、Microsoft Windows のコントロール パネルまたはコマンド ラインからアンインストールできます。

  1. コントロール パネルを使用すると、現在のコンピューター上のファイルが完全にアンインストールされます。さらに、Reporting Services のオブジェクトと機能が SharePoint ファームから削除されます。 Reporting Services のオブジェクトと機能が削除されると、レポートの確認と更新ができなくなります。

  2. コマンド ラインでアドインをアンインストールする場合は、LocalOnly パラメーターを使用して、ローカル コンピューターからアドイン ファイルのみを削除できます。ファーム内にある Reporting Services のオブジェクトと機能は変更されません。

アドインをアンインストールすると、レポート サーバーでレポートの処理に使用されているサーバー統合機能が削除されます。 SharePoint サーバーの全体管理ページおよびその他のカスタム Reporting Services ページから、Reporting Services のページも削除されます。 また、影響を受ける SharePoint サイトで、今後使用しないレポートとその他のレポート サーバー アイテムをすべて削除することもできます。 これらは、Reporting Services アドインを削除すると実行できなくなります。

Reporting Services アドインをアンインストールするには、SharePoint Foundation 2010 または SharePoint Server 2010 がインストールされている必要があります。 SharePoint 2010 を先にアンインストールした場合は、それを再インストールしないと Reporting Services アドインをアンインストールできません。

アドインをアンインストールする手順は、スタンドアロンのサーバーの場合もサーバー ファームの場合も同じです。 セットアップにより、インストール時に追加されたプログラム ファイルと構成設定が削除されます。

アドインをアンインストールしても次のものは削除されません。

  • SharePoint の構成データベースとコンテンツ データベースへのアクセスに使用される、レポート サーバー サービス アカウント用に作成されたログイン。 レポート サーバー サービス アカウント用のログインは、SharePoint データベースのホストに使用されている SQL Server データベース エンジン インスタンスからすべて削除する必要があります。

  • レポート ユーザー用に作成した権限またはグループ。 レポート サーバーの機能へのアクセスを許可するためにカスタム権限レベルまたは SharePoint グループを作成した場合は、不要になった権限を取り消す必要があります。

  • SharePoint ライブラリにアップロードしたデータ ファイル。レポート定義 (.rdl)、共有データ ソース (.rsds)、パブリッシュ済みレポート アイテム (.rsc) などのファイルは 削除されませんが、実行されなくなります。 これらのファイルは手動で削除する必要があります。

  • セットアップによって、レポート サーバー データベースが削除されたり、統合操作に使用されていたレポート サーバー インスタンスが変更されることはありません。

Windows のコントロール パネルからアンインストールを行うには

Microsoft Windows のコントロール パネルからウィザードを起動してアドインを削除するには、次の手順を実行します。

  1. コントロール パネルの [プログラム] で、[プログラムのアンインストール] をクリックします。

  2. [SharePoint 用 Microsoft SQL Server RS アドイン] を選択します。 コマンド プロンプトから、スイッチを指定せずに rssharepoint.msi を実行してアンインストール ウィザードを起動することもできます。

  3. [削除] をクリックします。

コマンド ラインからのアンインストール

アドインをコマンド ラインからアンインストールするには、次の手順を実行します。

  1. 管理者権限を使用してコマンド プロンプトを開きます。

  2. 次のコマンドを実行します。

    msiexec.exe /uninstall rsSharePoint.msi
    
  3. 確認メッセージ ボックスが表示されます。 [はい] をクリックします。

ローカル サーバーのみからのアドインのアンインストール

前に説明したアドインのアンインストール方法では、Reporting Services の機能とオブジェクトがファームから削除されます。 マルチサーバー ファームにおいて、ローカル コンピューターからのみアドインをアンインストールして、SharePoint ファームは稼働させておく場合は、次の手順を実行します。

  1. 管理者権限を使用してコマンド プロンプトを開きます。

  2. 次のコマンドを実行します。

    Msiexec.exe /uninstall rsSharePoint.msi LocalOnly=1
    

これにより、SharePoint から Reporting Services コンポーネントの登録が解除され、ファイルが削除されます。ただし対象は、ローカル コンピューターのみです。

SharePoint から Reporting Services の機能の登録を解除するが、後で使用するためにファイルをディスクに残しておくには、次の手順を実行します。

  1. 管理者権限を使用してコマンド プロンプトを開きます。

  2. 次のコマンドを実行します。

    rsCustomAction.exe /p
    

上記の手順は、SkipCA=1 で .msi がインストールされていること、および rscusstomaction.exe が使用可能であることを前提としています。 詳細については、ファイルのみのインストールを説明したセクションを参照してください。

コマンド ラインから rssharepoint.msi を修復する方法

コマンド ラインを使用して Reporting Services アドインを修復またはアンインストールするには、次の手順を実行します。

  1. 管理者権限を使用してコマンド プロンプトを開きます。

  2. 次のコマンドを実行します。

    msiexec.exe /f rssharepoint.msi
    

セットアップ ログ ファイル

セットアップの実行中は、Reporting Services アドインをインストールしたユーザーの %temp% フォルダー内のログ ファイルに情報が記録されます。 このフォルダーのパスは、c:\Users\<username>\AppData\Local\Temp などです。ファイル名の形式は、RS_SP_<number>.log で、たとえば RS_SP_0.log などです。 ログ内では、エラーは "SSRSCustomActionError" という文字列から始まります。

注意

AppData は Windows オペレーティング システム内の隠れたフォルダーです。 隠れたファイルとフォルダーを表示するには、Windows エクスプローラーのフォルダー設定を変更する必要がある場合があります。

Windows メモ帳でのログ ファイルの表示

  • 次のコマンドは、コマンド プロンプトのパスを変更し、rs ログ ファイルを一覧表示し、Windows メモ帳でそれらのファイルの 1 つを表示します。

    cd %temp%
    
    Dir rs_sp*.log
    
    notepad rs_sp_3.log
    

PowerShell でのログ ファイルの表示

  1. SharePoint 管理シェルから次のコマンドを入力すると、フィルター選択された "ssrscustomactionerror" を含む行の一覧がファイルから返されます。

    Get-content -path C:\Users\<UserName\AppData\Local\Temp\rs_sp_0.log | select-string "ssrscustomactionerror"
    
  2. 出力は次のようになります。

    2011-05-23 12:40:12: SSRSCustomActionError: SharePoint is installed, but not configured.

アップグレード

Reporting Services アドインの既存のバージョンがインストールされている場合は、最新のバージョンにアップグレードできます。 アドイン セットアップ時に既存のバージョンが検出され、更新するかどうかを確認するメッセージが表示されます。 エラー メッセージは、次のようになります。

このシステムから、この製品の古いバージョンが検出されました。 インストールされているバージョンをアップグレードしますか?

確認すると、アドインの古いバージョンが削除され、新しいバージョンがインストールされます。

Reporting Services アドインはインスタンス対応ではありません。 このアドインのインスタンスは 1 台のコンピューターで 1 つだけ実行できます。 異なるバージョンと現在のバージョンとを同時に実行することはできません。

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RsCustomAction.exe

次の表は、rscustomaction.exe スイッチについてまとめたものです。

スイッチ

説明

i

カスタム アクションをインストールします。 これにより、Reporting Services コンポーネントが SharePoint に登録されます。 W3SVCservice サービスが再起動されます。

r

修復

u

アンインストール。 これにより、SharePoint ファーム全体から Reporting Services コンポーネントの登録が解除されますが、ファイルはディスクに残ります。 W3SVCservice サービスが再起動されます。

p

ローカル アンインストール。 これにより、ローカル コンピューターのみから Reporting Services コンポーネントの登録が解除されます。 ファイルはディスクに残ります。 W3SVCservice サービスが再起動されます。

t

SQL Server Reporting Services 2005 のみ。 レポート サーバーにレポート サーバー データベースに対して機能する接続があるかどうかをテストします。

Reporting Services の構成

必要なコンピューターにアドインをインストールしたら、SharePoint サーバーの全体管理からレポート サーバーを構成する必要があります。 必要な手順は、さまざまなテクノロジがインストールされた順序によって異なります。 詳細については、「SharePoint モードの Reporting Services を単一サーバー ファームとしてインストールする」および「Reporting Services レポート サーバー (SharePoint モード)」を参照してください。

関連項目

概念

SharePoint 2013 を使用した SQL Server BI 機能のインストール (SQL Server 2012 SP1)

SharePoint モードの Reporting Services を単一サーバー ファームとしてインストールする

Reporting Services レポート サーバー (SharePoint モード)