sp_syscollector_upload_collection_set (Transact-SQL)

コレクション セットが有効になっている場合、コレクション セット データのアップロードを開始します。

重要
このストアド プロシージャは、キャッシュ モードのデータ収集およびアップロード用に構成されているコレクション セットに対してのみ使用できます。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_syscollector_upload_collection_set [[ @collection_set_id = ] collection_set_id ]
          , [[ @name = ] 'name' ] 

引数

• [ @collection_set_id = ] collection_set_id
  コレクション セットの一意なローカル識別子を指定します。 collection_set_id のデータ型は int で、name が NULL の場合は値が必須です。

• [ @name = ] 'name'
  コレクション セットの名前を指定します。 name のデータ型は sysname で、collection_set_id が NULL の場合は値が必須です。

リターン コード値

0 (成功) または 1 (失敗)

説明

collection_set_id または name のいずれかを指定する必要があります。両方を NULL にすることはできません。

このプロシージャは、実行しているコレクション セットのオンデマンドのアップロードを開始する場合に使用できます。 また、キャッシュ モードのデータ収集およびアップロード用に構成されているコレクション セットに対してのみ使用できます。 このプロシージャを使用すると、ユーザーは分析に必要なデータを、予定されているアップロードを待たずに取得できます。

権限

このプロシージャを実行するには、(EXECUTE 権限を持つ) dc_operator 固定データベース ロールのメンバーシップが必要です。

使用例

Simple Collection Set という名前のコレクション セットのオンデマンドのアップロードを実行します。

USE msdb;
GO
EXEC sp_syscollector_upload_collection_set @name = 'Simple Collection Set' 

関連項目

参照

システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

概念

データ コレクション