ポリシー ベースの管理を使用したベスト プラクティスの監視と実行
ポリシー ベースの管理を使用して、SQL Server データベース エンジンのベスト プラクティスを監視できます。SQL Server には、ベスト プラクティス ポリシーとしてインポートして、インスタンス、インスタンス オブジェクト、データベース、またはデータベース オブジェクトを含む対象セットに対してポリシーを評価できる一連のポリシー ファイルが用意されています。 ポリシーを手動で評価したり、スケジュールまたはイベントに従って対象セットを評価するようにポリシーを設定したりできます。 ポリシー ベースの管理の詳細については、「ポリシー ベースの管理を使用したサーバーの管理」を参照してください。
データベース エンジンのポリシーとルール
次の表に、インストールした SQL Server に用意されているポリシーと、各ポリシーで評価するベスト プラクティス ルールに関する情報を示します。 ポリシーは XML ファイルとして格納され、SQL Server にインポートする必要があります。 ポリシーのインポート方法の詳細については、「ポリシー ベースの管理ポリシーのインポート」を参照してください。
ポリシー名 |
ベスト プラクティス ルール |
|---|---|
非対称キーの暗号化アルゴリズム |
|
バックアップ ファイルとデータ ファイルの場所 |
|
データ ファイルとログ ファイルの場所 |
|
データベースの自動終了 |
|
データベースの自動圧縮 |
|
データベースの照合順序 |
ユーザー定義データベースの照合順序が master データベースおよび model データベースの照合順序と一致するように設定 |
データベースのページ検証 |
|
データベースのページの状態 |
|
guest の権限 |
|
最後にバックアップが正常終了した日付 |
|
パブリックに許可されていないサーバー権限 |
|
SQL Server 32 ビットの関係マスクの重複 |
|
SQL Server 64 ビットの関係マスクの重複 |
|
SQL Server 関係マスク |
|
SQL Server のブロック対象プロセスのしきい値 |
|
SQL Server の既定のトレース |
|
SQL Server の動的ロック |
|
SQL Server の簡易プーリング |
|
SQL Server のログイン モード |
|
SQL Server の並列処理の最大限度 |
|
SQL Server のワーカー スレッドの最大数 (32 ビット版 SQL Server 2000) |
|
SQL Server のワーカー スレッドの最大数 (64 ビット版 SQL Server 2000) |
|
SQL Server のワーカー スレッドの最大数 (SQL Server 2005 以降) |
|
SQL Server のネットワーク パケット サイズ |
|
SQL Server のパスワードの期限 |
|
SQL Server のパスワード ポリシー |
|
ユーザー データベースの対称キー暗号化 |
|
master データベースの対称キー |
|
システム データベースの対称キー |
|
信頼可能データベース |
|
Windows イベント ログのクラスター ディスク リソース破損エラー |
|
Windows イベント ログのデバイス ドライバー制御エラー |
|
Windows イベント ログのデバイス準備未完了エラー |
|
Windows イベント ログの I_O 要求失敗エラー |
|
Windows イベント ログの I_O 遅延警告 |
|
Windows イベント ログのハード ページ フォールト エラー時の I_O エラー |
|
Windows イベント ログの読み取り再試行エラー |
|
Windows イベント ログのストレージ システム I_O タイムアウト エラー |
|
Windows イベント ログのシステム障害エラー |