ダイアログ ボックス

Transact-SQL コードのデバッグ時に [クイック ウォッチ] ダイアログ ボックスを使用すると、変数やパラメーターなど、1 つの Transact-SQL 式のデータ型や値をすばやく表示できます。複数の式を確認するために、[ウォッチ] ウィンドウに式を追加することもできます。

[クイック ウォッチ] ダイアログ ボックスにアクセスするには

  • [デバッグ] メニューの [クイック ウォッチ] をクリックします。

式に関する情報を表示するには

  1. [式] ボックスで、目的の式を入力または選択します。 次の Transact-SQL 式がサポートされています。

    • 変数。

    • パラメーター。

    • 名前が @@ で始まるシステム関数。

    • 1 つまたは複数の変数、パラメーター、またはシステム関数に演算子を適用して作成された式 (@IntegerCounter + 1、FirstName + LastName など)。

    • 単一の値を返す Transact-SQL ステートメント (SELECT CharacterCol FROM MyTable WHERE PrimaryKey = 1 など)。

  2. [再評価] をクリックします。

[ウォッチ] ウィンドウにクイック ウォッチの式を追加するには

  • [ウォッチ式の追加] をクリックします。

クイック ウォッチの式の値を変更するには

  • 式を右クリックし、[値の編集] を選択します。

オプション

  • [式の一覧]
    現在選択されている式を表示します。 このドロップダウン リストには、選択して表示できる式のセットが含まれています。 一覧の式は、[呼び出し履歴] ウィンドウで現在選択されているスタック フレームのスコープで使用できる式です。 別の式を表示するには、式を入力するか、一覧から式を選択します。 Transact-SQL デバッガーでは、変数、パラメーター、および名前が @@ で始まるシステム関数の式がサポートされます。

  • [値グリッド]
    現在監視されている式のプロパティを表示します。

    • 名前
      監視対象の Transact-SQL 式です。


    • 式に現在割り当てられている値を表示します。 式に現在値がない場合は、空白になります。

      式の長さが [値] 列の幅よりも長い場合は、その式の [値] セルにポインターを移動するとツールヒントに完全な値が表示されます。

      [値] セルの虫眼鏡アイコンは、Transact-SQL デバッガー ビジュアライザーが使用可能であることを示します。 一覧では、[テキスト ビジュアライザー][XML ビジュアライザー]、または [HTML ビジュアライザー] を指定できます。 デバッガー ビジュアライザーを開始するには、虫眼鏡アイコンをクリックします。 Transact-SQL デバッガーによりダイアログ ボックスが開き、データがそのデータ型に適した形式で表示されます。


    • 式のデータ型を表示します。

関連項目

参照

[ウォッチ] ウィンドウ

[ローカル] ウィンドウ

[呼び出し履歴] ウィンドウ

式 (Transact-SQL)

概念

Transact-SQL デバッガー

Transact-SQL デバッガー情報