sys.selective_xml_index_paths (Transact-SQL)

SQL Server 2012 Service Pack 1 以降では、sys.selective_xml_index_paths の各行が、特定の選択的 XML インデックスの上位変換されたパス 1 つを表します。

次のステートメントを使用して、テーブル T の xmlcol に対して選択的 XML インデックスを作成すると、

CREATE SELECTIVE XML INDEX sxi1 ON T(xmlcol) 
FOR ( path1 = '/a/b/c' AS XQUERY 'xs:string',
      path2 = '/a/b/d' AS XQUERY 'xs:double'
    )

sys.selective_xml_index_paths に、インデックス sxi1 に対応する 2 つの新しい行ができます。

列名

データ型

説明

object_id

int

XML 列を持つテーブルの ID。

index_id

int

選択的 XML インデックスの一意の ID。

path_id

int

上位変換された XML パス ID。

path

nvarchar(4000)

上位変換されたパス。 たとえば、"/a/b/c/d/e" です。

name

sysname

パス名。

path_type

tinyint

0 = XQUERY

1 = SQL

path_type_desc

sysname

path_type の値に基づいて、"XQUERY" または "SQL"。

xml_component_id

int

データベースの XML スキーマ コンポーネントの一意の ID。

xquery_type_description

nvarchar(4000)

指定された XSD 型の名前。

is_xquery_type_inferred

bit

1 = 型が推測される。

xquery_max_length

smallint

最大長 (XSD 型の文字で表される)。

is_xquery_max_length_inferred

bit

1 = 最大長が推測される。

is_node

bit

0 = node() ヒントが存在しない。

1 = node() 最適化ヒントが適用される。

system_type_id

tinyint

列のシステム型の ID。

user_type_id

tinyint

列のユーザー型の ID。

max_length

smallint

型の最大長 (バイト単位)。

-1 の場合、列のデータ型は varchar(max)、nvarchar(max)、varbinary(max)、または xml です。

precision

tinyint

型が数値型の場合は、最大有効桁数。 それ以外の場合は、0。

scale

tinyint

型が数値型の場合は、最大小数点以下桁数。 それ以外の場合は、0 に設定されます。

collation_name

sysname

型が文字型の場合は、照合順序名。 それ以外の場合は、NULL。

is_singleton

bit

0 = SINGLETON ヒントが存在しない。

1 = SINGLETON 最適化ヒントが適用される。

権限

カタログ ビューでのメタデータの表示が、ユーザーが所有しているかそのユーザーが権限を許可されている、セキュリティ保護可能なメタデータに制限されます。 詳細については、「メタデータ表示の構成」を参照してください。

関連項目

参照

カタログ ビュー (Transact-SQL)

XML スキーマ (XML 型システム) カタログ ビュー (Transact-SQL)