MID 関数

指定された開始位置と長さに基づいて、テキスト文字列の中から文字列を返します。

構文

MID(<text>, <start_num>, <num_chars>)

パラメーター

項目

定義

text

文字を抽出する対象のテキスト文字列、またはテキストが格納されている列。

start_num

抽出する最初の文字の位置。 位置は 1 から始まります。

num_chars

返す文字数。

プロパティ値/戻り値

指定した長さのテキスト文字列。

説明

Microsoft Excel には 1 バイト文字の言語と 2 バイト文字の言語で使用するための異なる関数があるのに対して、DAX では Unicode を使用するため、すべての文字が同じ長さで格納されます。

使用例

次の例はどちらも、[ResellerName] 列の最初の 5 文字を返します。 1 つ目の例では、列の完全修飾名を使用し、開始位置を指定しています。2 つ目の例では、テーブル名と num_chars パラメーターを省略しています。

=MID('Reseller'[ResellerName],5,1))
=MID([ResellerName,5])

次の式を使用した場合と同じ結果になります。

=LEFT([ResellerName],5)

関連項目

その他の技術情報

文字列関数 (DAX)