SAMEPERIODLASTYEAR 関数

現在のコンテキストで、指定された dates 列の日付から 1 年前にさかのぼった日付の列を含むテーブルを返します。

構文

SAMEPERIODLASTYEAR(<dates>)

パラメーター

項目

定義

dates

日付を格納する列。

プロパティ値/戻り値

日付値を含んでいる 1 列のテーブル。

説明

注意

コンテキストが数式の結果に与える影響の詳細については、「DAX の数式のコンテキスト」を参照してください。

dates 引数には、次のいずれかを指定できます。

  • 日付/時刻列への参照。

  • 日付/時刻値の単一列を返すテーブル式。

  • 日付/時刻値の単一列テーブルを定義するブール式。

注意

ブール式の制約の詳細については、「CALCULATE 関数」を参照してください。

返される日付は、次に示す同等の数式で返される日付と同じです。

DATEADD(dates, -1, year)

この DAX 関数は DirectQuery モードでは使用できません。 DirectQuery モデルの制限の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=219172 を参照してください。

使用例

次の例は、再販業者販売の前年の売上を計算するメジャーを作成する数式です。

この数式の動作を確認するには、ピボットテーブルを作成し、ピボットテーブルの [行ラベル] 領域に CalendarYear フィールドを追加します。 次に、コード例で定義されている数式を使用して、ピボットテーブルの [値] 領域に Previous Year Sales という名前のメジャーを追加します。

=CALCULATE(SUM(ResellerSales_USD[SalesAmount_USD]), SAMEPERIODLASTYEAR(DateTime[DateKey]))

関連項目

参照

PREVIOUSYEAR 関数

PARALLELPERIOD 関数

その他の技術情報

タイム インテリジェンス関数 (DAX)

日付と時刻の関数 (DAX)