DROP SEQUENCE (Transact-SQL)

現在のデータベースからシーケンス オブジェクトを削除します。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

DROP SEQUENCE { [ database_name . [ schema_name ] . | schema_name. ]    sequence_name } [ ,...n ]
 [ ; ]

引数

  • database_name
    シーケンス オブジェクトが作成されたデータベースの名前を指定します。

  • schema_name
    シーケンス オブジェクトが所属するスキーマの名前を指定します。

  • sequence_name
    削除するシーケンスの名前です。 データ型は sysname です。

説明

番号の生成後、その番号とシーケンス オブジェクトは無関係になるため、生成された番号が使用されている場合でも、シーケンス オブジェクトは削除できます。

シーケンス オブジェクトはスキーマ バインドされないため、ストアド プロシージャまたはトリガーによって参照されているシーケンス オブジェクトは削除できます。 テーブルで既定値として参照されているシーケンス オブジェクトは削除できません。 シーケンスを参照しているオブジェクトの一覧がエラー メッセージに表示されます。

データベース内のすべてのシーケンス オブジェクトを一覧表示するには、次のステートメントを実行します。

SELECT sch.name + '.' + seq.name AS [Sequence schema and name] 
    FROM sys.sequences AS seq
    JOIN sys.schemas AS sch
        ON seq.schema_id = sch.schema_id ;
GO

セキュリティ

権限

スキーマに対する ALTER または CONTROL 権限が必要です。

監査

DROP SEQUENCE を監査するには、SCHEMA_OBJECT_CHANGE_GROUP を監視します。

使用例

次の例では、現在のデータベースから CountBy1 という名前のシーケンス オブジェクトを削除します。

DROP SEQUENCE CountBy1 ;
GO

関連項目

参照

ALTER SEQUENCE (Transact-SQL)

CREATE SEQUENCE (Transact-SQL)

NEXT VALUE FOR (Transact-SQL)

概念

シーケンス番号