表形式モデルのデータベースの In-Memory または DirectQuery アクセスの構成

このトピックでは、既に配置されたテーブル モデルの接続プロパティを変更し、モデルを直接クエリ モードで使用できるようにする方法について説明します。

これらのプロパティの詳細と、最も一般的なシナリオ用の構成については、「DirectQuery の配置シナリオ (SSAS テーブル)」を参照してください。

必要条件

テーブル モデルで直接クエリ モードを使用できるようにする操作は、複数の手順から成るプロセスです。 次の手順が必要です。

  1. 直接クエリ モードで検証エラーが発生するような機能がモデルにないことを確認します。

  2. 直接クエリをサポートするように、モデルのストレージ モードを変更します。

  3. ハイブリッド モードと純粋な直接クエリ モードの両方のクエリをサポートするモードでモデルを配置します。

  4. 配置されたデータベースの接続文字列を、直接クエリ モードをサポートするように編集します。

このトピックは、モデルが既に作成および検証済みで、Power View などのクライアントからの直接クエリ アクセスの有効化だけが必要であることを前提としています。

手順

モデルの接続文字列プロパティの変更

  1. SQL Server Management Studio で、モデルを配置するインスタンスを開きます。

  2. オブジェクト エクスプローラーでモデル データベースの名前を右クリックし、[プロパティ] を選択します。

  3. [DirectQueryMode] プロパティを探します。 リレーショナル データ ソースを使用できるようにするには、このプロパティを次のいずれかの値に設定する必要があります。

    • DirectQuery

    • InMemoryWithDirectQuery

    • DirectQueryWithInMemory