ADO NET カスタム プロパティ

変換元のカスタム プロパティ

ADO NET ソースには、カスタム プロパティと、すべてのデータ フロー コンポーネントとの共通プロパティの両方があります。

次の表は、ADO NET ソースのカスタム プロパティを示しています。 すべてのプロパティは読み取り/書き込み可能です。

プロパティ名

データ型

説明

CommandTimeout

String

SQL コマンドがタイムアウトになる時間を秒数で指定する値です。 値が 0 の場合、コマンドはタイムアウトになりません。

SqlCommand

String

ADO NET ソースがデータの抽出に使用する SQL ステートメントです。

パッケージを読み込むときに、ADO NET ソースが使用する SQL ステートメントでこのプロパティを動的に更新できます。 詳細については、「Integration Services (SSIS) の式」および「パッケージでプロパティ式を使用する」を参照してください。

AllowImplicitStringConversion

Boolean

次の処理を実行するかどうかを示す値です。

  • 外部メタデータの型と文字列型である出力列の型が一致しない場合に、検証エラーを生成しない (DT_WSTR または DT_NTEXT)。

  • 外部メタデータの型を、出力列が使用する文字列データ型に暗黙的に変換する。

既定値は TRUE です。

詳細については、「ADO NET ソース」を参照してください。

ADO NET ソースの出力および出力列には、カスタム プロパティがありません。

詳細については、「ADO NET ソース」を参照してください。

変換先のカスタム プロパティ

ADO.NET 変換先には、カスタム プロパティと、すべてのデータ フロー コンポーネントに共通するプロパティの両方があります。

次の表は、ADO.NET 変換先のカスタム プロパティを示しています。 すべてのプロパティは読み取り/書き込み可能です。 これらのプロパティは、[ADO.NET 変換先エディター] ではアクセスできませんが、[詳細エディター] を使用して設定できます。

プロパティ

データ型

説明

BatchSize

Integer

サーバーに送信されるバッチ内の行数です。 値 0 は、バッチ サイズが内部バッファーのサイズに一致することを示します。 このプロパティの既定値は 0 です。

CommandTimeOut

Integer

SQL コマンドがタイムアウトになるまでの最大秒数。 この値に 0 を指定すると、時間は無制限になります。 このプロパティの既定値は 0 です。

TableOrViewName

String

変換先のテーブルまたはビューの名前。

詳細については、「ADO NET 変換先」を参照してください。

関連項目

参照

共通プロパティ