可用性グループがオフライン
概要
ポリシー名 |
可用性グループのオンライン状態 |
問題点 |
可用性グループはオフラインです。 |
カテゴリ |
重大 |
ファセット |
可用性グループ |
説明
このポリシーは、可用性グループのオンライン状態またはオフライン状態をチェックします。 可用性グループのクラスター リソースがオフライン状態である場合、または可用性グループがプライマリ レプリカを持たない場合、ポリシーは異常な状態で、アラートが発生します。
可用性グループのクラスター リソースがオンライン状態で、可用性グループがプライマリ レプリカを持つ場合、ポリシーは正常な状態です。
注 |
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SQL Server 2012 のこのリリース向けに、TechNet Wiki の「可用性グループがオフライン」に、考えられるエラーの原因および解決方法に関する情報が紹介されています。 |
考えられる原因
この問題は、プライマリ レプリカをホストするサーバー インスタンスのエラー、またはオフラインになっている Windows Server フェールオーバー クラスター (WSFC) 可用性グループ リソースによって発生する可能性があります。 可用性グループがオフラインになる原因として、次のような状況が考えられます。
可用性グループで自動フェールオーバー モードが構成されていません。 プライマリ レプリカが使用できなくなり、可用性グループ内のすべてのレプリカのロールが "解決中" になります。
プライマリ レプリカ インスタンス サービスがダウンしているか、または応答しません。
可用性グループのクラスターへの接続に問題があります。
可用性グループで自動フェールオーバー モードが構成されていますが、正常に完了していません。
- 自動フェールオーバー中、ターゲット レプリカ上でのプライマリ準備チェックが失敗し、新しいプライマリとなるレプリカがありません。
クラスターの可用性グループ リソースがオフラインになりました。
いずれかの依存クラスター リソースで重大な問題が発生し、オフラインになりました。 可用性グループのリソースは、依存リソースがオンラインになるまでオフライン状態です。
クラスターでの重要な問題により、可用性グループ リソースがオフになりました。
可用性グループに対する自動、手動、または強制フェールオーバーの実行中です。
考えられる解決策
この問題に対して考えられる解決策を次に示します。
プライマリ レプリカの SQL Server インスタンスがダウンしている場合は、サーバーを再起動した後、可用性グループが正常な状態であることを確認します。
自動フェールオーバーが失敗していると考えられる場合は、レプリカ上のデータベースが以前の既知のプライマリ レプリカと同期されていることを確認した後、プライマリ レプリカにフェールオーバーします。 データベースが同期していない場合は、データの紛失が最小限に収まるレプリカを選択し、フェールオーバー モードに復旧します。
SQL Server のインスタンスが正常である一方でクラスターのリソースがオフラインになっている場合は、フェールオーバー クラスター マネージャーを使用して、クラスターの正常性またはサーバー上の他のクラスターの問題を調べます。 フェールオーバー クラスター マネージャーを使用して可用性グループ リソースをオンラインにすることもできます。
フェールオーバーが進行中の場合は、フェールオーバーが完了するのを待ちます。