SQL Server 2012 に含まれている非推奨のマスター データ サービス機能
このトピックでは、SQL Server 2012 でまだ使用できるものの、非推奨となった マスター データ サービスの機能について説明します。 これらの機能は SQL Server の今後のリリースで削除される予定です。 非推奨機能を新しいアプリケーションで使用しないでください。
ステージング処理
SQL Server 2008 R2 で使用されていたステージング処理は、マスター データ マネージャー Web アプリケーションでは使用できなくなりましたが、SQL Server Management Studio では引き続き使用できます。
SQL Server 2008 R2 のステージング処理のステージング エラーは、UI に表示されなくなります。 ステージング処理中に設定されるエラー コードは、ステージング テーブルで引き続き使用でき、https://msdn.microsoft.com/en-us/library/ff487022.aspx で確認できます。
ステージング テーブル (tblStgMember、tblStgMemberAttribute、および tblStgRelationship) は、データベースで引き続き使用できます。 ステージング処理 (mdm.udpStagingSweep) を起動するために使用していたストアド プロシージャは、データベースで引き続き使用できます。
ステージング処理を呼び出す web サービス メソッドは引き続き使用できます。
マスター データ サービス構成マネージャーで設定するステージングの間隔は、SQL Server 2008 R2 および SQL Server 2012 の両方のステージング処理に適用されます。
SQL Server 2012 には、新しくパフォーマンスの高いステージング処理が実装されています。 詳細については、「データのインポート (Master Data Services)」を参照してください。
メタデータ
メタデータ モデルはマスター データ マネージャー Web アプリケーションに引き続き表示されますが、使用しないでください。 将来のリリースでは削除される予定です。 [エクスプローラー] 機能領域でメタデータを表示することも、メタデータ モデルのバージョンを作成することもできなくなりました。