sys.availability_databases_cluster (Transact-SQL)

Windows Server フェールオーバー クラスタリング (WSFC) クラスター内にある任意の AlwaysOn 可用性グループの可用性レプリカをホストしている SQL Server のインスタンス上の可用性データベースごとに 1 行のデータを格納します。ローカル コピー データベースが可用性グループに参加しているかどうかは問いません。

注意

データベースを可用性グループに追加すると、プライマリ データベースは自動的にそのグループに参加します。 セカンダリ データベースを可用性グループに参加させるには、各セカンダリ レプリカでそのデータベースを準備する必要があります。

列名

データ型

説明

group_id

uniqueidentifier

データベースが参加している可用性グループ (存在する場合) の一意の識別子。

NULL = データベースは可用性グループの可用性レプリカの一部ではありません。

group_database_id

uniqueidentifier

データベースが参加している可用性グループ (存在する場合) 内のデータベースの一意の識別子。 group_database_id は、プライマリ レプリカのこのデータベースのものと、データベースが可用性グループに参加しているすべてのセカンダリ レプリカのこのデータベースのもので同じです。

NULL = データベースは、どの可用性グループの可用性レプリカの一部でもありません。

database_name

sysname

可用性グループに追加されたデータベースの名前。

権限

sys.availability_databases_cluster の呼び出し元がデータベースの所有者でない場合、対応する行を表示するには、少なくとも、ALTER ANY DATABASE または VIEW ANY DATABASE のサーバー レベルの権限か、master データベースの CREATE DATABASE 権限が必要です。

関連項目

参照

sys.availability_groups (Transact-SQL)

sys.databases (Transact-SQL)

sys.dm_hadr_database_replica_states (Transact-SQL)

sys.dm_hadr_database_replica_cluster_states (Transact-SQL)

概念

AlwaysOn 可用性グループの概要 (SQL Server)