ODBC 入力先のカスタム プロパティ

次の表は、ODBC 入力先のカスタム プロパティを示しています。 すべてのプロパティは、SSIS プロパティ式から設定できます。

プロパティ名

データ型

説明

Connection

ODBC Connection

入力先データベースにアクセスするための ODBC 接続。

BatchSize

Integer

一括読み込みのバッチのサイズ。 これは、バッチとして読み込まれる行数です。 これは、行方向のパラメーターのバインドがサポートされている場合にのみ有効です。 行方向のパラメーターのバインドがサポートされていない場合のバッチ サイズは 1 です。

BindCharColumnAs

Integer (enumeration)

このプロパティは、ODBC 入力先で SQL_CHAR、SQL_VARCHAR、SQL_LONGVARCHAR などの複数バイト文字列型の列をバインドする方法を決定します。

有効な値は、SQL_C_WCHAR として列をバインドする Unicode (0) と、SQL_C_CHAR として列をバインドする ANSI (1) です。 既定値は Unicode (0) です。

Unicode は、CHAR パラメーターのワイド文字列としてのバインドをサポートする、ほとんどの ODBC 3.x プロバイダーおよび ODBC 2.x プロバイダーに最適です。 Unicode を選択し、ExposeCharColumnsAsUnicode を True にする場合、入力元データベースで使用されるコード ページをユーザーが指定する必要はありません。

注: このプロパティは、ODBC 入力先エディターでは使用できませんが、詳細エディターを使用して設定できます。

BindNumericAs

Integer (enumeration)

このプロパティは、ODBC 入力先で SQL_TYPE_NUMERIC データ型および SQL_TYPE_DECIMAL データ型の数値データの列をバインドする方法を決定します。

有効な値は、SQL_C_CHAR として列をバインドする Char (0) と、SQL_C_NUMERIC として列をバインドする Numeric (1) です。 既定値は Char (0) です。

注: このプロパティは、ODBC 入力先エディターでは使用できませんが、詳細エディターを使用して設定できます。

DefaultCodePage

Integer

文字列の列に対して使用するコード ページ。

注: このプロパティは、ODBC 入力先エディターでは使用できませんが、詳細エディターを使用して設定できます。

InsertMethod

Integer (enumeration)

データの挿入に使用されるメソッド。 有効な値は、行ごと (0) およびバッチ (1) です。 既定値はバッチ (1) です。

これらのオプションの詳細については、「ODBC 入力先」の「読み込みオプション」を参照してください。

StatementTimeout

Integer

エラーを返してアプリケーションに戻らず、SQL ステートメントが実行されるまで待機する秒数。 既定値は 120 です。

TableName

String

データを挿入する、入力先テーブルの名前。

TransactionSize

Integer

1 つのトランザクションの挿入数。 既定値は 0 で、ODBC 入力先が自動コミット モードで動作します。

ODBC 接続マネージャーでは分散トランザクションがサポートされないので、このプロパティに 0 以外の値を設定することができます。 ただし、接続マネージャーの RetainSameConnection プロパティが true に設定されている場合、このプロパティを 0 に設定する必要があります。

注: このプロパティは、ODBC 入力先エディターでは使用できませんが、詳細エディターを使用して設定できます。

LobChunkSize

Integer

LOB 列のチャンク サイズ割り当て。