SQL Server Data Tools でパッケージのログ記録を有効にする

この手順では、パッケージにログを追加し、パッケージ レベルのログ記録を構成し、ログ構成を XML ファイルに保存する方法について説明します。 ログはパッケージ レベルでのみ追加できますが、パッケージに含まれるコンテナーでのログを有効にするためにパッケージでログ記録を実行する必要はありません。

重要な注意事項重要

Integration Services プロジェクトを Integration Services サーバーに配置した場合、パッケージ実行に対して設定したログ記録レベルは、SQL Server データ ツール (SSDT) を使用して構成したパッケージのログ記録レベルよりも優先されます。

既定では、パッケージに含まれるコンテナーは、親コンテナーと同じログ構成を使用します。 それぞれのコンテナーのログ オプションの設定については、「保存されている構成ファイルを使用してログ記録を構成する」を参照してください。

パッケージ内でのログ記録を有効にするには

  1. SQL Server Data Tools で、目的のパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。

  2. 次に、[SSIS] メニューの [ログ記録] をクリックします。

  3. [プロバイダーの種類] 一覧からログ プロバイダーを選択し、[追加] をクリックします。

  4. [構成] 列で、接続マネージャーを選択するか、または [<新しい接続>] をクリックしてこのログ プロバイダーに適した種類の接続マネージャーを新しく作成します。 選択したプロバイダーに応じて、次のいずれかの接続マネージャーを使用します。

    • テキスト ファイル用には、ファイル接続マネージャーを使用します。 詳細については、「ファイル接続マネージャー」を参照してください。

    • SQL Server Profiler 用には、ファイル接続マネージャーを使用します。

    • SQL Server 用には、OLE DB 接続マネージャーを使用します。 詳細については、「OLE DB 接続マネージャー」を参照してください。

    • Windows イベント ログ用には何も指定しません。 SSIS によってログが自動的に作成されます。

    • XML ファイル用には、ファイル接続マネージャーを使用します。

  5. パッケージで使用するそれぞれのログについて、手順 3. ~ 4. を繰り返します。

    注意

    パッケージでは、それぞれの種類で複数のログを使用できます。

  6. 必要に応じて、パッケージ レベルのチェック ボックスをオンにします。次に、パッケージ レベルのログ記録で使用するログを選択し、[詳細] タブをクリックします。

  7. [詳細] タブで、[イベント] をオンにしてすべてのログ エントリのログを記録することを指定するか、または [イベント] をオフにしてイベントを個別に選択します。

  8. 必要に応じて、[詳細設定] をクリックし、ログに記録する情報を指定します。

    注意

    既定では、すべての情報がログに記録されます。

  9. [詳細] タブで、[保存] をクリックします。[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスが開きます。 ログ構成を保存するフォルダーに移動し、新しいログ構成のファイル名を入力し、[保存] をクリックします。

  10. [OK] をクリックします。

  11. 更新されたパッケージを保存するには、[ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。

関連項目

概念

Integration Services (SSIS) のログ記録

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