Wtd (MDX)

時間ディメンションの週 (Week) レベルという制約の中で、指定されたメンバーと同じレベルにある兄弟メンバーのセットを返します。先頭は最初の兄弟、末尾は指定されたメンバーになります。

構文

Wtd( [ Member_Expression ] )

引数

  • Member_Expression
    メンバーを 1 つ返す有効な多次元式 (MDX) 式です。

説明

メンバー式が指定されていない場合、既定値は、メジャー グループ内の Time 型の最初のディメンションに含まれる Weeks 型のレベルを持つ最初の階層の現在のメンバー (Time.CurrentMember) になります。

Wtd 関数は、レベルを Weeks に設定した PeriodsToDate 関数のショートカット関数です。 つまり、Wtd(Member_Expression) と PeriodsToDate(Week_Level_Expression,Member_Expression) は等価です。

関連項目

参照

Qtd (MDX)

Mtd (MDX)

Ytd (MDX)

MDX 関数リファレンス (MDX)