PublicationMonitor.EnumTracerTokenHistory メソッド

監視されるトランザクション パブリケーションに挿入される単一のトレーサー トークン レコードのサブスクライバー待機時間情報を返します。

名前空間:  Microsoft.SqlServer.Replication
アセンブリ:  Microsoft.SqlServer.Rmo (Microsoft.SqlServer.Rmo.dll)

構文

'宣言
Public Function EnumTracerTokenHistory ( _
    tracerTokenId As Integer _
) As DataSet
'使用
Dim instance As PublicationMonitor 
Dim tracerTokenId As Integer 
Dim returnValue As DataSet 

returnValue = instance.EnumTracerTokenHistory(tracerTokenId)
public DataSet EnumTracerTokenHistory(
    int tracerTokenId
)
public:
DataSet^ EnumTracerTokenHistory(
    int tracerTokenId
)
member EnumTracerTokenHistory : 
        tracerTokenId:int -> DataSet
public function EnumTracerTokenHistory(
    tracerTokenId : int
) : DataSet

パラメーター

  • tracerTokenId
    型: System.Int32
    トレーサー トークンを一意に識別する ID 値を指定する Int32 値です。

戻り値

型: System.Data.DataSet
次の列を含む DataSet オブジェクトです。

データ型

説明

distributor_latency

Int64

トレーサー トークン レコードがパブリッシャー側でコミットされてからディストリビューター側でコミットされるまでの秒数です。

subscriber

String

トレーサー トークンを受信したサブスクライバーの名前です。

subscriber_db

String

トレーサー トークン レコードが挿入されるサブスクリプション データベースの名前です。

subscriber_latency

Int64

トレーサー トークン レコードがディストリビューター側でコミットされてからサブスクライバー側でコミットされるまでの秒数です。

overall_latency

Int64

トレーサー トークン レコードがパブリッシャー側でコミットされてからサブスクライバー側でコミットされるまでの秒数です。

説明

トレーサー トークン レコードを受信したサブスクリプションごとに 1 行が返されます。 EnumTracerTokens を呼び出して、監視されるパブリケーションに挿入されたトレーサー トークンを取得します。

EnumTracerTokenHistory メソッドは、トランザクション パブリケーションに対してのみ有効です。

EnumTracerTokenHistory メソッドを呼び出すことができるのは、ディストリビューション データベースの固定データベース ロール db_owner または replmonitor のメンバーだけです。

EnumTracerTokenHistory を呼び出すと、sp_helptracertokenhistory (Transact-SQL) を実行したのと同じことになります。

関連項目

参照

PublicationMonitor クラス

Microsoft.SqlServer.Replication 名前空間

その他の技術情報

トランザクション レプリケーションの待機時間を計測して接続を検証する (RMO プログラミング)