Web 同期トポロジ

さまざまな Microsoft SQL Server Web 同期レプリケーション トポロジを選択できます。 Web 同期の一般的な構成には以下のものがあります。

  • シングル サーバー

  • 2 台のサーバー

  • 複数台の Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) システムと SQL Server の再パブリッシュ

Web 同期の構成の詳細については、「Web 同期の構成」を参照してください。

シングル サーバー

最も単純なトポロジでは、IIS、SQL Server パブリッシャー、SQL Server ディストリビューターをすべて 1 つのサーバー上に配置します。 サブスクライバーは、パブリッシャー上の IIS に接続することによって同期します。 パブリッシャーは、ファイアウォール内に置くこともできます。

注意

この構成は、イントラネットを使用する場合にのみお勧めします。 他のケースでは、IIS サーバーと SQL Server パブリッシャー/ディストリビューターを別々のコンピューター上に配置することをお勧めします。

シングル サーバーでの Web 同期

2 台のサーバー

IIS を展開しているサーバーとは別のサーバーに、SQL Server のパブリッシャーとディストリビューターを構成することもできます。 IIS を実行しているサーバーは、ファイアウォールを使用してインターネットから切り離すことができます。 サブスクライバーは IIS に接続することによって同期します。

2 台のサーバーでの Web 同期

複数台の IIS システムと SQL Server の再パブリッシュ

多数のサブスクライバーをサポートし、それらを同時に同期する必要がある場合は、IIS を実行している複数のコンピューターに処理の負荷を分散させることができます。

複数の IIS サーバーでの Web 同期

SQL Server を実行しているコンピューターにも負荷の分散が必要となった場合は、複数のコンピューターに再パブリッシュの階層を作成することもできます。 最上位レベルのパブリッシャーはデータをサブスクライバーにパブリッシュし、これを受けてサブスクライバーはデータを再パブリッシュします。結果としてサブスクライバーからの要求の負荷が分散されます。

注意

サブスクライバーは、特定のパブリッシャーとのみ同期できます。 たとえば、リパブリッシャー A が使用できない場合に、リパブリッシャー A に対するサブスクライバーをリパブリッシャー B と同期することはできません。

再パブリッシュでの Web 同期

関連項目

概念

Web 同期の構成

マージ レプリケーションの Web 同期