Publication.SecureFtpPassword プロパティ
ファイル転送プロトコル (FTP) を介してサブスクリプションを初期化できるパブリケーションの、FTP サーバーへの接続に使用するログインのパスワードを SecureString オブジェクトとして設定します。
名前空間: Microsoft.SqlServer.Replication
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.Rmo (Microsoft.SqlServer.Rmo.dll)
構文
'宣言
Public Property SecureFtpPassword As SecureString
Get
Set
'使用
Dim instance As Publication
Dim value As SecureString
value = instance.SecureFtpPassword
instance.SecureFtpPassword = value
public SecureString SecureFtpPassword { get; set; }
public:
property SecureString^ SecureFtpPassword {
SecureString^ get ();
void set (SecureString^ value);
}
member SecureFtpPassword : SecureString with get, set
function get SecureFtpPassword () : SecureString
function set SecureFtpPassword (value : SecureString)
プロパティ値
型: System.Security.SecureString
SecureString 値です。
説明
SecureFtpPassword プロパティでは、パスワードがメモリに保持されている間のセキュリティが強化されています。パスワードを設定するときには、FtpPassword プロパティではなくこのプロパティを使用してください。
可能な場合は、実行時にセキュリティ資格情報の入力を求めるメッセージをユーザーに対して表示します。 資格情報を格納する必要がある場合は、Windows .NET Framework で提供されるcryptographic servicesを使用します。
SecureFtpPassword によってパスワードが返されることはありません。
SecureFtpPassword プロパティを設定できるのは、パブリッシャー側の固定サーバー ロール sysadmin のメンバー、またはパブリケーション データベースの固定データベース ロール db_owner のメンバーだけです。 既存のパブリケーションの SecureFtpPassword プロパティは、パブリケーション アクセス リスト (PAL) のユーザーが設定できます。
SecureFtpPassword プロパティを設定すると、sp_addpublication (Transact-SQL) と sp_changepublication (Transact-SQL)、または sp_addmergepublication (Transact-SQL) と sp_changemergepublication (Transact-SQL) を実行したのと同じことになります。