HelpLink 要素

Detail プロパティの HelpLink 要素は、レポート サーバーで生成される URL 文字列です。 この URL は Microsoft ヘルプとサポートで管理されている Web ページを指し、Reporting Services で発生する特定のエラーに関するヘルプとサポート技術情報の記事を提供します。 URL の構文は、次のようになっています。

http://www.microsoft.com/products/ee/transform.aspx?EvtSrc=value**&EvtID**=value**&ProdName**=value**&ProdVer**=value

次の表は、HelpLink URL の引数を示しています。

引数

EvtSrc

"Microsoft.ReportingServices.Diagnostics.ErrorStrings.resources.Strings"

EvtID

レポート サーバー エラー コード。たとえば、rsReservedItem。

ProdName

"Microsoft SQL%20Server%20Reporting%20Services"。 製品名の値は URL エンコードされています。

ProdVer

Reporting Services のバージョン番号。 "8.00" の値は、SQL Server 2000 Reporting Services を示します。

次の例は、エラー コード rsReservedItem に返された HelpLink URL を示しています。 このエラーは、ユーザーが Reporting Services の予約アイテムの変更または削除を試みたときに発生します。

https://www.microsoft.com/products/ee/transform.aspx?
EvtSrc=Microsoft.ReportingServices.Diagnostics.ErrorStrings.resources.Strings
&EvtID=rsReservedItem&ProdName=Microsoft%20SQL%20Server%20Reporting%20Services&ProdVer=8.00

コードで HelpLink 要素にアクセスするには、SoapException クラスを使用します。

Try
   rs.DeleteItem("/Report1")

Catch e As SoapException
   Console.WriteLine(e.Detail("HelpLink").InnerXml)
End Try
try
{
   rs.DeleteItem("/Report1");
}

catch (SoapException e)
{
   Console.WriteLine(e.Detail["HelpLink"].InnerXml);
}

関連項目

参照

Reporting Services SoapException クラス

概念

Detail プロパティを使用したエラー処理

その他の技術情報

Reporting Services における例外処理の概要