HTML デバイス情報設定
次の表は、HTML 形式で表示するデバイス情報設定を示しています。
重要 |
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次の表に示す (*) の付いたデバイス情報設定は非推奨になっているため、新しいアプリケーションでは使用できません。 詳細については、「SQL Server 2012 における SQL Server Reporting Services の非推奨機能」を参照してください。 |
設定 |
値 |
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AccessibleTablix |
スクリーン リーダー用の追加のアクセシビリティ メタデータを使用して表示するかどうかを示します。 追加のアクセシビリティ メタデータを使用すると、「Electronic and Information Technology Accessibility Standards (電子/情報技術アクセシビリティ基準)」(Section 508 (第 508 条)) の「Web-based Intranet and Internet Information and Applications (Web ベースのイントラネットとインターネットの情報およびアプリケーション)」(1194.22) で定められている次の技術標準に準拠したレポートを表示できます。
このパラメーターは、単純なグループ化が行われる、単純なテーブル構造またはマトリックス構造を持つレポートにのみ適用できます。 既定値は false です。 このパラメーターは、Microsoft SharePoint Server 2010 でサポートされていますが、Microsoft SharePoint Server 2007 ではサポートされていません。 |
ActionScript (*) |
ドリルスルーやブックマークのクリックなどのアクション イベントが発生したときに使用する JavaScript 関数の名前を指定します。 このパラメーターを指定した場合、アクション イベントが発生すると、サーバーへのポストバックを行う代わりに、名前付き JavaScript 関数がトリガーされます。 |
BookmarkID |
レポート内のジャンプ先ブックマーク ID。 |
DocMap |
レポートドキュメント マップの表示と非表示を切り替えます。 このパラメーターの既定値は true です。 |
ExpandContent |
レポートを、水平方向のサイズを抑えたテーブル構造に収めるかどうかを示します。 |
FindString |
レポートの検索条件として使用する文字列。 このパラメーターの既定値は、空文字列です。 |
GetImage (*) |
HTML ビューアー ユーザー インターフェイス用の特定のアイコンを取得します。 |
HTMLFragment |
完全な HTML ドキュメントの代わりに HTML 断片を作成するかどうかを示します。 HTML 断片には TABLE 要素のレポート コンテンツが含まれ、HTML 要素と BODY 要素は省略されます。 既定値は false です。 SOAP API の Render メソッドを使用して HTML に表示する場合、画像付きのレポートを表示するには、このデバイス情報を true に設定する必要があります。 HTMLFragment プロパティを true にして SOAP を使用して表示すると、画像の正しい要求に使用できるセッション情報が入った URL が作成されます。 画像はレポート サーバー データベースのアップロードされたリソースである必要があります。 |
ImageConsolidation |
表示するグラフ、マップ、ゲージ、およびインジケーターの画像を 1 つの大きな画像に結合するかどうかを示します。 レポートに多数のデータ視覚化用アイテムが含まれている場合、画像を結合することで、クライアント ブラウザーでのレポートのパフォーマンスが向上します。 最近のほとんどのブラウザーでの既定値は true です。 |
JavaScript |
表示レポートで JavaScript がサポートされるかどうかを示します。 既定値は true です。 |
LinkTarget |
レポートのハイパーリンクの対象。 LinkTarget=window_name のようにウィンドウ名を指定して、ウィンドウまたはフレームを対象にできます。また、LinkTarget=_blank を使用して新しいウィンドウを対象にすることもできます。 他に有効な対象名には、_self、_parent、および _top があります。 |
OnlyVisibleStyles (*) |
現在レンダリングされているページの共有スタイルのみが生成されることを示します。 |
OutlookCompat |
Outlook でレポートの外観をよくする追加のメタデータを使用して表示するかどうかを示します。 それ以外の場合、既定値は false です。 |
Parameters |
ツール バーのパラメーター領域を表示するか非表示にするかを示します。 このパラメーターの値を true に設定すると、ツール バーのパラメーター領域が表示されます。 このパラメーターの既定値は true です。 |
PrefixId |
HTMLFragment と併用する場合、作成された HTML フラグメントのすべての ID 属性に指定したプレフィックスを追加します。 |
ReplacementRoot (*) |
ReportViewer コントロールの外部に表示する場合、レポートのすべてのドリルスルー、トグル、およびブックマークのリンクの先頭に追加する文字列。 たとえば、ユーザーのクリックをカスタム ページにリダイレクトするために使用されます。 |
ResourceStreamRoot(*) |
切り替えや並べ替え用の画像など、すべての画像リソースの URL の先頭に追加する文字列。 |
Section |
表示するレポートのページ番号。 0 の値は、レポートのすべてのセクションが表示されることを示します。 既定値は 1 です。 |
StreamRoot (*) |
レポート サーバーが返す HTML レポートで IMG 要素の src 属性の値の前に付けるパス。 既定では、レポート サーバーがパスを提供します。 この設定を使用して、レポートの画像のルート パスを指定できます (たとえば、http://<servername>/resources/companyimages)。 |
StyleStream |
スタイルとスクリプトがドキュメント内ではなく、異なるストリームとして作成されるかどうかを示します。 既定値は false です。 |
Toolbar |
ツール バーを表示するか非表示にするかを示します。 このパラメーターの既定値は true です。 このパラメーターの値が false である場合は、残りのオプション (ドキュメント マップを除く) すべてが無視されます。 このパラメーターを省略すると、サポートされている表示形式でツール バーが自動的に表示されます。 URL アクセスを使用してレポートを表示すると、レポート ビューアー ツール バーが表示されます。 ツール バーは SOAP API によっては表示されません。 しかし、Toolbar デバイス情報設定は、SOAP の Render メソッドを使用したときにレポートの表示に反映されます。 SOAP を使用して HTML を表示するときにこのパラメーターの値が true である場合、レポートの最初のセクションのみが表示されます。 値が false である場合、HTML レポート全体が単一の HTML ページとして表示されます。 |
UserAgent |
要求元ブラウザーの user-agent 文字列。HTTP 要求に含まれています。 |
Zoom (*) |
整数のパーセンテージまたは文字列定数としてのレポート ズーム値。 標準的な文字列値には Page Width と Whole Page などがあります。 Internet Explorer 5.0 よりも前の Microsoft Internet Explorer および Microsoft 以外のすべてのブラウザーでは、このパラメーターが無視されます。 このパラメーターの既定値は 100 です。 |
DataVisualizationFitSizing |
Tablix 内でのデータの視覚エフェクトの調整動作を示します。 これには、グラフ、ゲージ、およびマップが含まれます。 有効な値は、Approximate および Exact です。 既定値は Approximate です。 この設定を rsreportserver.config ファイルから削除すると、既定の動作は Exact になります。 Exact を有効にした場合は、正確なサイズを特定する処理に時間がかかることがあるため、パフォーマンスに影響する可能性があります。 |