ArticleOptions 列挙体
レプリケーションによってパブリッシュできるデータベース オブジェクトの種類を列挙します。
名前空間: Microsoft.SqlServer.Replication
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.Rmo (Microsoft.SqlServer.Rmo.dll)
構文
'宣言
Public Enumeration ArticleOptions
'使用
Dim instance As ArticleOptions
public enum ArticleOptions
public enum class ArticleOptions
type ArticleOptions
public enum ArticleOptions
メンバー
メンバー名 | 説明 | |
---|---|---|
LogBased | パブリッシュされるアーティクルのソース オブジェクトは、テーブルです。データの変更は、トランザクション ログから読み取られます。
LogBased オプションは、トランザクション レプリケーションおよびスナップショット レプリケーションに対してのみ使用できます。 このオプションは、トランザクション レプリケーションとスナップショット レプリケーションの既定のオプションです。 |
|
ManualFilterProc | ユーザーは、アーティクルの水平方向のフィルター選択に使用するストアド プロシージャを定義します。
ManualFilterProc オプションは、トランザクション レプリケーションおよびスナップショット レプリケーションに対してのみ使用できます。 また、パブリッシュされるオブジェクトの種類を指定するために、LogBased または IndexedView の値を含める必要もあります。 ManualFilterProc を使用してアーティクルを作成する場合には、FilterProcName のフィルター選択ストアド プロシージャの名前を指定する必要があります。 |
|
LogBasedManualFilterProc | パブリッシュされるアーティクルのソース オブジェクトは、テーブルです。データの変更はトランザクション ログから読み取られ、ユーザーは、アーティクルの水平方向のフィルター選択に使用するストアド プロシージャを定義します。
LogBasedManualFilterProc オプションは、トランザクション レプリケーションおよびスナップショット レプリケーションに対してのみ使用できます。 LogBasedManualFilterProc を使用してアーティクルを作成する場合には、FilterProcName のフィルター選択ストアド プロシージャの名前を指定する必要があります。 |
|
ManualSyncView | ユーザーは、アーティクルの初期スナップショット データを提供するオブジェクトを定義します。
ManualSyncView オプションは、トランザクション レプリケーションおよびスナップショット レプリケーションに対してのみ使用できます。 また、パブリッシュされるオブジェクトの種類を指定するために、LogBased または IndexedView の値を含める必要もあります。 ManualSyncView を使用してアーティクルを作成する場合には、SnapshotObjectName の初期スナップショット データを提供するオブジェクトの名前を指定する必要があります。 |
|
LogBasedManualSyncView | パブリッシュされるアーティクルのソース オブジェクトは、テーブルです。データの変更はトランザクション ログから読み取られ、ユーザーは、アーティクルの初期スナップショット データを提供するオブジェクトを定義します。
LogBasedManualSyncView オプションは、トランザクション レプリケーションおよびスナップショット レプリケーションに対してのみ使用できます。 LogBasedManualSyncView を使用してアーティクルを作成する場合には、SnapshotObjectName の初期スナップショット データを提供するオブジェクトの名前を指定する必要があります。 |
|
LogBasedManualBoth | パブリッシュされるアーティクルのソース オブジェクトは、テーブルです。データの変更は、トランザクション ログから読み取られます。ユーザーは、アーティクルの初期スナップショット データとアーティクルの水平方向のフィルター選択に使用するストアド プロシージャを提供するオブジェクトを定義します。
LogBasedManualBoth オプションは、トランザクション レプリケーションおよびスナップショット レプリケーションに対してのみ使用できます。 LogBasedManualBoth を使用してアーティクルを作成する場合には、FilterProcName のフィルター選択ストアド プロシージャの名前と、SnapshotObjectName の初期スナップショット データを提供するオブジェクトの名前を指定する必要があります。 |
|
ProcExecution | パブリッシュされるアーティクルのソースは、ストアド プロシージャの実行です。ストアド プロシージャのコマンドは、サブスクライバーにレプリケートされます。
ProcExecution オプションは、トランザクション レプリケーションに対してのみ使用できます。 |
|
SerializableProcExecution | パブリッシュされるアーティクルのソースは、ストアド プロシージャの実行です。シリアル化可能なトランザクションのコンテキスト内にあるストアド プロシージャのコマンドのみサブスクライバーにレプリケートされます。
SerializableProcExecution オプションは、トランザクション レプリケーションに対してのみ使用できます。 |
|
TableBased | パブリッシュされるアーティクルのソース オブジェクトは、テーブルです。
TableBased オプションは、マージ レプリケーションに対してのみ使用できます。 |
|
ProcSchemaOnly | パブリッシュされるアーティクルのソース オブジェクトは、ストアド プロシージャのスキーマ定義です。
ProcSchemaOnly オプションは、すべての種類のレプリケーションでサポートされます。 |
|
ViewSchemaOnly | パブリッシュされるアーティクルのソース オブジェクトは、ビューのスキーマ定義です。
ビュー定義だけがパブリッシュされます。 ビュー内のデータに加えた変更はレプリケートされません。 ViewSchemaOnly オプションは、マージ レプリケーションに対してのみ使用できます。 |
|
FunctionSchemaOnly | パブリッシュされるアーティクルのソース オブジェクトは、ユーザー定義関数のスキーマ定義です。
FunctionSchemaOnly オプションは、すべての種類のレプリケーションでサポートされます。 |
|
AggregateSchemaOnly | パブリッシュされるアーティクルのソース オブジェクトは、ユーザー定義集計関数のスキーマ定義です。
AggregateSchemaOnly オプションは、トランザクション レプリケーションおよびスナップショット レプリケーションに対してのみ使用できます。 |
|
SynonymSchemaOnly | パブリッシュされるアーティクルのソース オブジェクトは、シノニムのスキーマ定義です。
SynonymSchemaOnly オプションは、すべての種類のレプリケーションでサポートされます。 |
|
IndexedView | パブリッシュされるアーティクルのソース オブジェクトは、インデックス付きビューです。
IndexedView は、すべての種類のインデックス付きビュー アーティクルの基本値です。 |
|
IndexedViewLogBased | パブリッシュされるアーティクルのソース オブジェクトはインデックス付きビューであり、データの変更はログから読み取られます。
IndexedViewLogBased オプションは、トランザクション レプリケーションおよびスナップショット レプリケーションに対してのみ使用できます。 |
|
IndexedViewLogBasedManualFilterProc | パブリッシュされるアーティクルのソース オブジェクトは、インデックス付きビューです。データの変更はトランザクション ログから読み取られ、ユーザーは、アーティクルの水平方向のフィルター選択に使用するストアド プロシージャを定義します。
IndexedViewLogBasedManualFilterProc オプションは、トランザクション レプリケーションおよびスナップショット レプリケーションに対してのみ使用できます。 IndexedViewLogBasedManualFilterProc を使用してアーティクルを作成する場合には、FilterProcName のフィルター選択ストアド プロシージャの名前を指定する必要があります。 |
|
IndexedViewLogBasedManualSyncView | パブリッシュされるアーティクルのソース オブジェクトは、インデックス付きビューです。データの変更はトランザクション ログから読み取られ、ユーザーは、アーティクルの初期スナップショット データを提供するオブジェクトを定義します。
IndexedViewLogBasedManualSyncView オプションは、トランザクション レプリケーションおよびスナップショット レプリケーションに対してのみ使用できます。 IndexedViewLogBasedManualSyncView を使用してアーティクルを作成する場合には、SnapshotObjectName の初期スナップショット データを提供するオブジェクトの名前を指定する必要があります。 |
|
IndexedViewLogBasedManualBoth | パブリッシュされるアーティクルのソース オブジェクトは、インデックス付きビューです。データの変更は、トランザクション ログから読み取られます。ユーザーは、アーティクルの初期スナップショット データとアーティクルの水平方向のフィルター選択に使用するストアド プロシージャを提供するオブジェクトを定義します。
IndexedViewLogBasedManualBoth オプションは、トランザクション レプリケーションおよびスナップショット レプリケーションに対してのみ使用できます。 IndexedViewLogBasedManualBoth を使用してアーティクルを作成する場合には、FilterProcName のフィルター選択ストアド プロシージャの名前と、SnapshotObjectName の初期スナップショット データを提供するオブジェクトの名前を指定する必要があります。 |
|
IndexedViewSchemaOnly | パブリッシュされるアーティクルのソース オブジェクトは、インデックス付きビューのスキーマ定義です。
IndexedViewSchemaOnly オプションは、すべての種類のレプリケーションでサポートされます。 |
説明
ArticleOptions のフィールド値は、sp_addarticle (Transact-SQL) と sp_addmergearticle (Transact-SQL) の @type パラメーターでサポートされる値と同じです。
ArticleOptions 列挙は、列挙値のビット演算の組み合わせを許可する FlagsAttribute オプションをサポートします。 ただし、サポートされるアーティクルの種類ごとに個別の値があるため、ビット演算は不要です。
ArticleOptions は、すべての種類のレプリケーションでサポートされるわけではありません。
この名前空間、クラス、またはメンバーは、Microsoft .NET Framework 2.0 でのみサポートされています。
使用例
// Define the Publisher and publication names.
string publisherName = publisherInstance;
string publicationName = "AdvWorksSalesOrdersMerge";
string publicationDbName = "AdventureWorks2012";
// Specify article names.
string articleName1 = "Employee";
string articleName2 = "SalesOrderHeader";
string articleName3 = "SalesOrderDetail";
// Specify join filter information.
string filterName12 = "SalesOrderHeader_Employee";
string filterClause12 = "Employee.EmployeeID = " +
"SalesOrderHeader.SalesPersonID";
string filterName23 = "SalesOrderDetail_SalesOrderHeader";
string filterClause23 = "SalesOrderHeader.SalesOrderID = " +
"SalesOrderDetail.SalesOrderID";
string salesSchema = "Sales";
string hrSchema = "HumanResources";
MergeArticle article1 = new MergeArticle();
MergeArticle article2 = new MergeArticle();
MergeArticle article3 = new MergeArticle();
MergeJoinFilter filter12 = new MergeJoinFilter();
MergeJoinFilter filter23 = new MergeJoinFilter();
// Create a connection to the Publisher.
ServerConnection conn = new ServerConnection(publisherName);
// Create three merge articles that are horizontally partitioned
// using a parameterized row filter on Employee.EmployeeID, which is
// extended to the two other articles using join filters.
try
{
// Connect to the Publisher.
conn.Connect();
// Create each article.
// For clarity, each article is defined separately.
// In practice, iterative structures and arrays should
// be used to efficiently create multiple articles.
// Set the required properties for the Employee article.
article1.ConnectionContext = conn;
article1.Name = articleName1;
article1.DatabaseName = publicationDbName;
article1.SourceObjectName = articleName1;
article1.SourceObjectOwner = hrSchema;
article1.PublicationName = publicationName;
article1.Type = ArticleOptions.TableBased;
// Define the parameterized filter clause based on Hostname.
article1.FilterClause = "Employee.LoginID = HOST_NAME()";
// Set the required properties for the SalesOrderHeader article.
article2.ConnectionContext = conn;
article2.Name = articleName2;
article2.DatabaseName = publicationDbName;
article2.SourceObjectName = articleName2;
article2.SourceObjectOwner = salesSchema;
article2.PublicationName = publicationName;
article2.Type = ArticleOptions.TableBased;
// Set the required properties for the SalesOrderDetail article.
article3.ConnectionContext = conn;
article3.Name = articleName3;
article3.DatabaseName = publicationDbName;
article3.SourceObjectName = articleName3;
article3.SourceObjectOwner = salesSchema;
article3.PublicationName = publicationName;
article3.Type = ArticleOptions.TableBased;
if (!article1.IsExistingObject) article1.Create();
if (!article2.IsExistingObject) article2.Create();
if (!article3.IsExistingObject) article3.Create();
// Select published columns for SalesOrderHeader.
// Create an array of column names to vertically filter out.
// In this example, only one column is removed.
String[] columns = new String[1];
columns[0] = "CreditCardApprovalCode";
// Remove the column.
article2.RemoveReplicatedColumns(columns);
// Define a merge filter clauses that filter
// SalesOrderHeader based on Employee and
// SalesOrderDetail based on SalesOrderHeader.
// Parent article.
filter12.JoinArticleName = articleName1;
// Child article.
filter12.ArticleName = articleName2;
filter12.FilterName = filterName12;
filter12.JoinUniqueKey = true;
filter12.FilterTypes = FilterTypes.JoinFilter;
filter12.JoinFilterClause = filterClause12;
// Add the join filter to the child article.
article2.AddMergeJoinFilter(filter12);
// Parent article.
filter23.JoinArticleName = articleName2;
// Child article.
filter23.ArticleName = articleName3;
filter23.FilterName = filterName23;
filter23.JoinUniqueKey = true;
filter23.FilterTypes = FilterTypes.JoinFilter;
filter23.JoinFilterClause = filterClause23;
// Add the join filter to the child article.
article3.AddMergeJoinFilter(filter23);
}
catch (Exception ex)
{
// Do error handling here and rollback the transaction.
throw new ApplicationException(
"The filtered articles could not be created", ex);
}
finally
{
conn.Disconnect();
}
' Define the Publisher and publication names.
Dim publisherName As String = publisherInstance
Dim publicationName As String = "AdvWorksSalesOrdersMerge"
Dim publicationDbName As String = "AdventureWorks2012"
' Specify article names.
Dim articleName1 As String = "Employee"
Dim articleName2 As String = "SalesOrderHeader"
Dim articleName3 As String = "SalesOrderDetail"
' Specify join filter information.
Dim filterName12 As String = "SalesOrderHeader_Employee"
Dim filterClause12 As String = "Employee.EmployeeID = " + _
"SalesOrderHeader.SalesPersonID"
Dim filterName23 As String = "SalesOrderDetail_SalesOrderHeader"
Dim filterClause23 As String = "SalesOrderHeader.SalesOrderID = " + _
"SalesOrderDetail.SalesOrderID"
Dim salesSchema As String = "Sales"
Dim hrSchema As String = "HumanResources"
Dim article1 As MergeArticle = New MergeArticle()
Dim article2 As MergeArticle = New MergeArticle()
Dim article3 As MergeArticle = New MergeArticle()
Dim filter12 As MergeJoinFilter = New MergeJoinFilter()
Dim filter23 As MergeJoinFilter = New MergeJoinFilter()
' Create a connection to the Publisher.
Dim conn As ServerConnection = New ServerConnection(publisherName)
' Create three merge articles that are horizontally partitioned
' using a parameterized row filter on Employee.EmployeeID, which is
' extended to the two other articles using join filters.
Try
' Connect to the Publisher.
conn.Connect()
' Create each article.
' For clarity, each article is defined separately.
' In practice, iterative structures and arrays should
' be used to efficiently create multiple articles.
' Set the required properties for the Employee article.
article1.ConnectionContext = conn
article1.Name = articleName1
article1.DatabaseName = publicationDbName
article1.SourceObjectName = articleName1
article1.SourceObjectOwner = hrSchema
article1.PublicationName = publicationName
article1.Type = ArticleOptions.TableBased
' Define the parameterized filter clause based on Hostname.
article1.FilterClause = "Employee.LoginID = HOST_NAME()"
' Set the required properties for the SalesOrderHeader article.
article2.ConnectionContext = conn
article2.Name = articleName2
article2.DatabaseName = publicationDbName
article2.SourceObjectName = articleName2
article2.SourceObjectOwner = salesSchema
article2.PublicationName = publicationName
article2.Type = ArticleOptions.TableBased
' Set the required properties for the SalesOrderDetail article.
article3.ConnectionContext = conn
article3.Name = articleName3
article3.DatabaseName = publicationDbName
article3.SourceObjectName = articleName3
article3.SourceObjectOwner = salesSchema
article3.PublicationName = publicationName
article3.Type = ArticleOptions.TableBased
' Create the articles, if they do not already exist.
If article1.IsExistingObject = False Then
article1.Create()
End If
If article2.IsExistingObject = False Then
article2.Create()
End If
If article3.IsExistingObject = False Then
article3.Create()
End If
' Select published columns for SalesOrderHeader.
' Create an array of column names to vertically filter out.
' In this example, only one column is removed.
Dim columns() As String = New String(0) {}
columns(0) = "CreditCardApprovalCode"
' Remove the column.
article2.RemoveReplicatedColumns(columns)
' Define a merge filter clauses that filter
' SalesOrderHeader based on Employee and
' SalesOrderDetail based on SalesOrderHeader.
' Parent article.
filter12.JoinArticleName = articleName1
' Child article.
filter12.ArticleName = articleName2
filter12.FilterName = filterName12
filter12.JoinUniqueKey = True
filter12.FilterTypes = FilterTypes.JoinFilter
filter12.JoinFilterClause = filterClause12
' Add the join filter to the child article.
article2.AddMergeJoinFilter(filter12)
' Parent article.
filter23.JoinArticleName = articleName2
' Child article.
filter23.ArticleName = articleName3
filter23.FilterName = filterName23
filter23.JoinUniqueKey = True
filter23.FilterTypes = FilterTypes.JoinFilter
filter23.JoinFilterClause = filterClause23
' Add the join filter to the child article.
article3.AddMergeJoinFilter(filter23)
Catch ex As Exception
' Do error handling here and rollback the transaction.
Throw New ApplicationException( _
"The filtered articles could not be created", ex)
Finally
conn.Disconnect()
End Try