CreationScriptOptions 列挙体
パブリッシュされたアーティクルのスキーマ オプション値を列挙します。
この列挙体には、メンバー値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性が含まれています。
名前空間: Microsoft.SqlServer.Replication
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.Rmo (Microsoft.SqlServer.Rmo.dll)
構文
'宣言
<FlagsAttribute> _
Public Enumeration CreationScriptOptions
'使用
Dim instance As CreationScriptOptions
[FlagsAttribute]
public enum CreationScriptOptions
[FlagsAttribute]
public enum class CreationScriptOptions
[<FlagsAttribute>]
type CreationScriptOptions
public enum CreationScriptOptions
メンバー
メンバー名 | 説明 | |||
---|---|---|---|---|
DisableScripting | オブジェクト作成スクリプトは、スナップショット エージェントでは生成されません。サブスクライバー側で CreationScript 用のオブジェクトを定義するユーザー定義スクリプト ファイルを指定する必要があります。 | |||
PrimaryObject | パブリッシュされたオブジェクトに対して作成スクリプト (CREATE TABLE や CREATE PROCEDURE など) を生成します。 | |||
CustomProcedures | カスタム ストアド プロシージャの生成が含まれます。このオプションは TransArticle オブジェクトでのみ有効です。また、InsertCommand、UpdateCommand、および DeleteCommand を指定する必要があります。 | |||
Identity | ID 列の作成が含まれます。このオプションは、TransArticle オブジェクトと Microsoft SQL Server 2005 以降のリリースでのみサポートされています。詳細については、「ID 列のレプリケート」を参照してください。 | |||
KeepTimestamp | timestamp 列をレプリケートします。このオプションを使用しない場合、timestamp 列はサブスクライバー側で binary(16) 列として作成されます。このオプションは、TransArticle オブジェクトでのみサポートされます。 | |||
ClusteredIndexes | 対応するクラスター化インデックスの作成が含まれます。 | |||
UserDefinedTypesToBaseTypes | パブリッシャー側のユーザー定義のデータ型を、サブスクライバー側の SQL Server 基本データ型列に変換します。このオプションは SQL Server 以外のパブリッシャーではサポートされていません。 | |||
NonClusteredIndexes | 非クラスター化インデックスの作成が含まれます。 | |||
DriPrimaryKey | 主キー制約の作成が含まれます。 | |||
UserTriggers | ユーザー定義のトリガーの作成が含まれます。 | |||
DriForeignKeys | パブリケーションに含まれるすべての参照テーブルに対する、外部キー制約の作成が含まれます。 | |||
DriChecks | CHECK 制約の作成が含まれます。 | |||
DriDefaults | 列の既定値の作成が含まれます。 | |||
Collation | 列レベルの照合順序の定義が含まれます。 | |||
ExtendedProperties | パブリッシュされているデータベース オブジェクトに関連付けられている拡張プロパティが含まれます。 | |||
DriUniqueKeys | 一意キーの作成が含まれます。 | |||
PrimaryKeyUniqueKeyAsConstraints | 制約をレプリケートするとき、ALTER TABLE ステートメントを生成します。 | |||
MarkReplicatedCheckConstraintsAsNotForReplication | 制約が同期中に適用されないように、CHECK 制約を作成するとき、NOT FOR REPLICATION 句が含まれます。詳細については、「NOT FOR REPLICATION を使用した制約、ID、およびトリガーの制御」を参照してください。 | |||
MarkReplicatedForeignKeyConstraintsAsNotForReplication | 制約が同期中に適用されないように、FOREIGN KEY 制約を作成するとき、NOT FOR REPLICATION 句が含まれます。詳細については、「NOT FOR REPLICATION を使用した制約、ID、およびトリガーの制御」を参照してください。 | |||
FileGroups | パーティション テーブルまたはインデックスに関連するファイル グループが含まれます。
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TablePartitioningScheme | 分割テーブルに関連するパーティション構成が含まれます。
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IndexPartitioningSchemes | 分割インデックスに関連するパーティション構成が含まれます。
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Statistics | ユーザー定義テーブル統計が含まれます。 | |||
DefaultBindings | 既定のバインドとバインドされた既定値の作成が含まれます。 | |||
RuleBindings | ルールのバインドとバインドされたルールの作成が含まれます。 | |||
FullTextIndex | フルテキスト インデックスが含まれます。 | |||
NoXmlSchemaCollections | xml 列にバインドされた XML スキーマ コレクションは、含まれません。 | |||
XmlIndexes | XML インデックスが含まれます。 | |||
Schema | サブスクライバーにまだ存在しないスキーマを生成します。 | |||
XmlToNText | xml 列は、サブスクライバーに ntext としてレプリケートされます。 | |||
MaxTypesToMatchingNonMaxTypes | nvarchar(max) 、varchar(max)、および varbinary(max) を以前のバージョンの SQL Server でサポートされる ntext、text、image データ型に変換します。 | |||
Permissions | パブリッシュされたオブジェクトで定義された権限が含まれます。 | |||
AttemptToDropNonArticleDependencies | サブスクライバー側で、パブリケーションの一部でないオブジェクトとの依存関係の削除を試行します。 | |||
FileStreamAttribute | このオプションを使用すると、varbinary(max) 列に対して FILESTREAM 属性が指定されている場合にこの属性をレプリケートできます。テーブルを SQL Server 2005 サブスクライバーにレプリケートする場合は、このオプションを指定しないでください。 | |||
NewDateTimeTypesToStrings | SQL Server 2008 で導入された日付および時刻データ型 (date、time、datetimeoffset、および datetime2) を、以前のバージョンの SQL Server でサポートされているデータ型に変換します。これらの型をマップする方法の詳細については、「レプリケーション トポロジにおける複数バージョンの SQL Server の使用」の「以前のバージョンに対する新しいデータ型のマッピング」を参照してください。 | |||
StorageCompressionSetting | データとインデックスの圧縮オプションをレプリケートします。詳細については、「データの圧縮」を参照してください。 | |||
LargeUserDefinedTypesToVarBinaryMax | SQL Server 2005 を実行しているサブスクライバーに UDT 型の列をレプリケートできるように、8,000 バイトを超える共通言語ランタイム (CLR) ユーザー定義型 (UDT) を varbinary(max) に変換します。 | |||
HierarchyIdToVarBinaryMax | SQL Server 2005 を実行しているサブスクライバーに hierarchyid 型の列をレプリケートできるように、hierarchyid データ型を varbinary(max) に変換します。レプリケートされたテーブルで hierarchyid 列を使用する方法の詳細については、「hierarchyid (Transact-SQL)」を参照してください。 | |||
FilteredIndexes | テーブルのフィルター選択されたインデックスをレプリケートします。フィルター選択されたインデックスの詳細については、「フィルター選択されたインデックスの作成」を参照してください。 | |||
FileStreamDataSpace | このオプションを設定すると、サブスクライバーの独自のファイル グループに FILESTREAM データを格納できます。このオプションが設定されていない場合、FILESTREAM データは既定のファイル グループに格納されます。レプリケーションではファイル グループは作成されないので、このオプションを設定する場合は、サブスクライバーでスナップショットを適用する前にファイル グループを作成しておく必要があります。スナップショットを適用する前にオブジェクトを作成する方法の詳細については、「スナップショットが適用される前および後のスクリプトの実行」を参照してください。 | |||
SpatialTypesToVarBinaryMax | SQL Server 2005 を実行しているサブスクライバーに geography 型および geometry 型の列をレプリケートできるように、これらのデータ型を varbinary(max) に変換します。 | |||
SpatialIndexes | geography 型と geometry 型の列のインデックスをレプリケートします。 | |||
SparseAttribute | 列の SPARSE 属性をレプリケートします。この属性の詳細については、「スパース列の使用」を参照してください。 |
説明
アーティクルのスキーマ オプションは、サブスクライバー側でのパブリッシュされたオブジェクトの作成方法を制御し、スナップショット スクリプト ファイルの生成方法に影響を与えます。 詳細については、「データとデータベース オブジェクトのパブリッシュ」を参照してください。
CreationScriptOptions 列挙型の値は、sp_addarticle (Transact-SQL) と sp_addmergearticle (Transact-SQL) の @schema_option パラメーターの値に相当します。
CreationScriptOptions 列挙は、列挙値のビット演算の組み合わせを許可する FlagsAttribute オプションをサポートします。