CreateAndRegisterStream デリゲート

ストリームを作成および登録し、レポートの表示先のストリームを取得するためにレポート サーバーによって呼び出されます。

名前空間:  Microsoft.ReportingServices.Interfaces
アセンブリ:   Microsoft.ReportingServices.SharePoint.UI.WebParts (Microsoft.ReportingServices.SharePoint.UI.WebParts.dll)
  Microsoft.ReportingServices.Interfaces (Microsoft.ReportingServices.Interfaces.dll)

構文

'宣言
Public Delegate Function CreateAndRegisterStream ( _
    name As String, _
    extension As String, _
    encoding As Encoding, _
    mimeType As String, _
    willSeek As Boolean, _
    operation As StreamOper _
) As Stream
'使用
Dim instance As New CreateAndRegisterStream(AddressOf HandlerMethod)
public delegate Stream CreateAndRegisterStream(
    string name,
    string extension,
    Encoding encoding,
    string mimeType,
    bool willSeek,
    StreamOper operation
)
public delegate Stream^ CreateAndRegisterStream(
    String^ name, 
    String^ extension, 
    Encoding^ encoding, 
    String^ mimeType, 
    bool willSeek, 
    StreamOper operation
)
type CreateAndRegisterStream = 
    delegate of  
        name:string * 
        extension:string * 
        encoding:Encoding * 
        mimeType:string * 
        willSeek:bool * 
        operation:StreamOper -> Stream
JScript はデリゲートの使用をサポートしていますが、新規の宣言はサポートしていません。

パラメーター

  • name
    型: System.String
    ストリームの名前です。 要求される最初のストリームは、たとえば HTML 表示での HTML や、ページ単位の表示での先頭ページなどの、レポートの本文である必要があります。 名前は、レポート内で一意である必要があります。使用できる文字は、0 ~ 9、a ~ z (小文字のみ)、およびアンダースコア (_) だけです。 アンダースコアは、名前の最初の文字としては使用できません。
  • extension
    型: System.String
    ストリームのファイル拡張子です。
  • encoding
    型: System.Text.Encoding
    ストリームの文字エンコードです。 ストリームに文字が含まれない場合には、NULL を指定することができます。
  • mimeType
    型: System.String
    ストリームの MIME タイプです。
  • willSeek
    型: System.Boolean
    ストリームをシーク可能にするかどうかを指定します。 false を指定すると、ストリームは順方向専用となり、作成時にチャンクとしてクライアントに送信されます。 true を指定すると、ストリームはディスクにスプールされ、閉じられるまで送信されません。 既定値は false です。

戻り値

型: System.IO.Stream

説明

レポートの本文は、作成される最初のストリームである必要があります。 このストリームを別のストリームで参照するには、Report オブジェクトの StreamURL を、名前、ピリオド、および拡張子と連結して使用します。 たとえば、StreamURL が "myfiles" であり、これが "myImage" というストリームで、JPEG ファイルである場合、このストリームは "myFiles/myImage.jpg" として参照できます。

表示する複数のストリームを指定できます。 CreateAndRenderStream の最初の呼び出しでは、レポートを含んでいるプライマリ ストリームが返されます。 後続の CreateAndRenderStream の呼び出しでは、キャッシュに格納されていた追加ストリームが返されます。 表示出力が複数のデータ チャンクから構成されている場合には、セカンダリ ストリームを使用します。 たとえば、HTML 表示拡張機能が画像を含んだレポートを表示する場合、この表示拡張機能は HTML ページをプライマリ ストリームとして表示し、各画像はセカンダリ ストリーム (画像ごとに 1 つのストリーム) となります。 HTML ページ内には、表示拡張機能によって、画像が含まれているセカンダリ ストリームへのリンクが配置されます。 HTML ページを開くと、ブラウザーは、これらのリンクを使用して画像の取得を試行します。 プライマリ ストリームからセカンダリ ストリームへのリンクを作成するには、上に示したように、Report クラスで StreamURL メソッドを使用します。

関連項目

参照

Microsoft.ReportingServices.Interfaces 名前空間