SQL Server の製品ドキュメントの追加または削除

このトピックでは、SQL Server 2012 の製品ドキュメントを追加、削除、または更新する方法について説明します。

SQL Server の使用可能な製品ドキュメント

SQL Server の製品ドキュメントはオンラインで利用するか、オンライン ブック、開発者向けリファレンス、およびインストールとして個別にダウンロードすることができます。 開発者向けリファレンスの一部のコンテンツは、.NET Framework の製品ドキュメントにリンクしています。 SQL Server 製品ドキュメントをオフラインで参照している場合は、.NET Framework のドキュメントのダウンロードも必要になることがあります。

ローカルでの参照用に SQL Server 製品ドキュメントをダウンロードする

ヘルプ ライブラリ マネージャーを使用すると、MSDN のコンテンツを公開するエンドポイントから新しいコンテンツをダウンロードし、ローカル クライアント コンピューターで使用することができます。 MSDN エンドポイントには、MSDN オンラインにあるコンテンツのサブセットが含まれています。 ヘルプ ライブラリ マネージャーを使用するには、MSDN のダウンロード パッケージにアクセスするためのインターネット接続が必要です。 ドキュメントのダウンロードおよびインストールに必要な時間は、インターネット接続の速度や、ローカル コンピューター上で発生している他のアクティビティなど、さまざまな要因によって異なります。

ローカル コンピューターでオフラインで使用できるように製品ドキュメントをダウンロードするには、次の手順を実行します。

インターネットに接続されているコンピューターの場合

  1. [ヘルプの設定の管理] をクリックしてヘルプ ライブラリ マネージャーを起動します。 Windows 7 で、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム][SQL Server 2012][ヘルプとコミュニティ] の順にポイントして、[ヘルプの設定の管理] をクリックするか、SQL Server Management Studio を起動し、[ヘルプ] メニューをクリックして、[ヘルプの設定の管理] をクリックします。

  2. ヘルプ ライブラリ マネージャーで、[オンラインからコンテンツをインストール] をクリックします。

  3. ダウンロード可能なコンテンツの一覧で、[SQL Server 2012] まで下方向にスクロールします。

  4. ダウンロードするコンテンツの横にある [追加] をクリックします。

  5. 必要なコンテンツをすべて選択したら、[更新] をクリックします。 これにより、ダウンロード操作が開始され、コンテンツがインストールされます。

  6. ヘルプ ライブラリ マネージャーでダウンロードおよびインストールのプロセスが完了したら、[完了] をクリックし、[終了] をクリックしてヘルプ ライブラリ マネージャーを閉じます。

  7. ダウンロードされたコンテンツを表示するには、ドキュメント ビューアーを閉じた後、次のいずれかの方法を使用して SQL Server の製品ドキュメントを再起動します。

    • [SQL Server ドキュメント] を実行します。 Windows 7 で、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム][Microsoft SQL Server 2012][ドキュメントとコミュニティ] の順にポイントして、[SQL Server のドキュメント] をクリックします。

    • SQL Server Management Studio から表示する:[ヘルプ] メニューの [ヘルプの表示] をクリックします。

    • SQL Server SQL Server データ ツール (SSDT) から表示する:[ヘルプ] メニューの [ヘルプの表示] をクリックします。

    • F1 キーまたはユーザー インターフェイスの [ヘルプ] ボタンから表示する:状況依存の情報を表示するには、キーボードの F1 キーを押すか、ユーザー インターフェイス ダイアログ ボックスの [ヘルプ] をクリックします。

インターネットに接続されていないコンピューターの場合

インターネットにアクセスできないコンピューターで作業している場合でも、インターネット接続が可能なコンピューターで、Microsoft ダウンロード センターの「ファイアウォールとプロキシで制限された環境における Microsoft SQL Server 2012 の製品ドキュメント」ページにある自己解凍実行可能ファイルをダウンロードし、以下の手順に従う必要があります (この手順はダウンロード センターでも公開されています)。

  1. ダウンロード センター ページの [ダウンロード] ボタンをクリックし、ダウンロード操作を開始します。

  2. [保存] をクリックして、ファイアウォールで保護された環境に持ち込むことのできるポータブル メディア (USB ドライブなど) または目的のコンピューターにダウンロードを保存します。

  3. 自己解凍実行可能ファイルをダブルクリックし、ファイルのコンテンツを展開します。

  4. コンテンツの展開先の場所を指定します (たとえば、対象コンピューターまたはサーバーからアクセスできるネットワーク共有)。

  5. [ヘルプの設定の管理] をクリックしてヘルプ ライブラリ マネージャーを起動します。 Windows 7 で、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム][SQL Server 2012][ヘルプとコミュニティ] の順にポイントして、[ヘルプの設定の管理] をクリックするか、SQL Server Management Studio を起動し、[ヘルプ] メニューをクリックして、[ヘルプの設定の管理] をクリックします。

  6. ヘルプ ライブラリ マネージャーで、[オンラインまたはローカル ヘルプの選択] をクリックします。

  7. [ローカル ヘルプを使用する] を選択し、[OK] をクリックします。

  8. [ディスクからコンテンツをインストール] をクリックし、ダウンロードした実行可能ファイルを展開したディレクトリを参照します。

  9. HelpContentSetup.msha ファイルを選択し、[開く] をクリックします。

  10. [次へ] をクリックします。

  11. インストールするドキュメントの横の [追加] をクリックします。

  12. [更新] をクリックします。

  13. ヘルプ ライブラリ マネージャーでインストール プロセスが完了したら、[完了] をクリックし、[終了] をクリックしてヘルプ ライブラリ マネージャーを閉じます。

SQL Server Data Tools にドキュメントを追加する

SQL Server 製品ドキュメントは、SQL Server Data Tools で自動的に使用できるようにはなりません。 SQL Server および SQL Server Data Tools からドキュメントのセットをリンクするには、次の手順を実行します。

  1. SQL Server Data Tools の [ヘルプ] メニューにアクセスし、[ヘルプの設定の管理] 項目を選択します。 これを行うと、Visual Studio ヘルプ カタログのコンテキスト内でヘルプ ライブラリ マネージャーが起動します。

  2. [SQL Server] セクションまで下方向にスクロールし、[追加] をクリックします。 SQL Server コンテンツは既にコンピューター上に存在しているため、もう一度ダウンロードされることはありません。 代わりに、ヘルプ ライブラリ マネージャーによって Visual Studio ヘルプ カタログのインデックスが更新され、SQL Server の製品ドキュメントがインデックスに追加されます。

  3. ヘルプ ライブラリ マネージャーを閉じます。 SQL Server ドキュメントが SQL Server Data Tools から使用できるようになります。

.NET Framework ドキュメントをインストールする

Windows Server および .NET Framework 用の Windows SDK は、この SDK ダウンロード Web サイトから無料でダウンロードできます。 Windows SDK には、CLR (共通言語ランタイム) を使用するアプリケーションやビジネス ソリューションの開発に必要なツール、コード サンプル、およびドキュメントが含まれています。 SQL Server のユーザーやアプリケーション開発者にとっての CLR 統合の意義は、ストアド プロシージャ、トリガー、ユーザー定義型、ユーザー定義関数 (スカラー関数とテーブル値関数の両方)、およびユーザー定義集計関数を、Visual Basic や Visual C# などの .NET Framework 言語を使って記述できるようになるという点です。

.NET Framework ドキュメントを SQL Server オンライン ブックと統合する

Windows Server および .NET Framework 用の Windows SDK は、ヘルプ ライブラリ マネージャーからもダウンロードできます。 ヘルプ ライブラリ マネージャーを使用して SDK および .NET Framework ドキュメントをインストールすると、これらのドキュメントのセットは、SQL Server オンライン ブックから直接アクセスできるようになり、ローカルの検索結果に追加されます。

製品ドキュメントの更新の確認

更新された製品ドキュメントを確認するには、次の手順を実行します。

  1. [ヘルプの設定の管理] をクリックしてヘルプ ライブラリ マネージャーを起動します。 Windows 7 で、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム][SQL Server 2012][ヘルプとコミュニティ] の順にポイントして、[ヘルプの設定の管理] をクリックするか、SQL Server Management Studio を起動し、[ヘルプ] メニューをクリックして、[ヘルプの設定の管理] をクリックします。

  2. [更新をオンラインで確認] をクリックします。

  3. ヘルプ ライブラリ マネージャーで、コンピューターにインストールされているすべてのコンテンツの一覧が表示され、[最新の状態です] または [利用可能な更新があります] とマークされます。

  4. [更新] ボタンをクリックし、更新できるすべてのコンテンツを更新します。

セキュリティで保護された環境で製品ドキュメントを更新するには、Microsoft ダウンロード センターの「ファイアウォールとプロキシで制限された環境における Microsoft SQL Server 2012 の製品ドキュメント」で定期的な更新について確認してください。 更新されたコンテンツを入手できる場合は、既存の製品ドキュメントを削除した後、上記の手順を完了して更新プログラムをダウンロードしてインストールします。 更新をインストールする前にドキュメントを削除するには、次の手順を実行します。

製品ドキュメントの削除と関連コンポーネントのアンインストール

SQL Server ドキュメントには次の 3 つのコンポーネントがあることに注意してください。

  • SQL Server コンテンツ

  • SQL Server コンテンツを表示するためのドキュメント コンポーネント

  • Microsoft ヘルプ ビューアー 1.1

コンテンツを削除するには

  1. [ヘルプの設定の管理] をクリックしてヘルプ ライブラリ マネージャーを起動します。 Windows 7 で、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム][SQL Server 2012][ヘルプとコミュニティ] の順にポイントして、[ヘルプの設定の管理] をクリックするか、SQL Server Management Studio を起動し、[ヘルプ] メニューをクリックして、[ヘルプの設定の管理] をクリックします。

  2. [コンテンツの削除] をクリックします。

  3. 不要になったコンテンツの横にある [削除] をクリックします。

  4. ヘルプ ライブラリ マネージャー ウィンドウの下部にある [削除] をクリックします。

  5. 選択したコンテンツの削除が完了したら、[完了] をクリックします。

  6. [終了] をクリックしてヘルプ ライブラリ マネージャーを閉じます。

SQL Server のドキュメント コンポーネントを完全にアンインストールするには

  1. コントロール パネルの [プログラムと機能] を開きます。

  2. [SQL Server 2012] を選択します。

  3. [アンインストール] または [変更] をクリックします。

  4. 表示された SQL Server 2012 のウィンドウで [削除] をクリックします。

  5. SQL Server 2012 セットアップ ウィザードの [セットアップ サポート ルール] ウィンドウで、[OK] をクリックします。

  6. [機能の選択] ウィンドウで、[ドキュメント コンポーネント] を選択し、[次へ] をクリックします。

  7. [削除ルール] ウィンドウで、[次へ] をクリックします。

  8. [削除の準備完了] ウィンドウで、[削除] をクリックします。

  9. 選択した機能が削除されたら、[閉じる] をクリックします。