sqlcmd ユーティリティの起動
sqlcmd を使用するには、最初にユーティリティを起動し、SQL Server のインスタンスに接続する必要があります。 既定のインスタンスまたは名前付きインスタンスのいずれにも接続できます。 最初の手順として、sqlcmd ユーティリティを起動します。
注 |
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sqlcmd の既定の認証は Windows 認証です。 SQL Server 認証を使用するには、-U オプションと -P オプションを追加して、ユーザー名とパスワードを指定する必要があります。 |
注 |
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既定では、SQL Server Express は名前付きインスタンスの sqlexpress としてインストールされます。 |
SQL Server データベース エンジンのこのインスタンスに接続したことがない場合、接続を受け入れるには SQL Server の構成が必要になることがあります。
sqlcmd ユーティリティを起動し、SQL Server の既定のインスタンスに接続するには
[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。 [名前] ボックスに「cmd」と入力して、[OK] をクリックします。コマンド プロンプト ウィンドウが開きます。
コマンド プロンプトで、「sqlcmd」と入力します。
Enter キーを押します。
これで、コンピューターで実行している SQL Server の既定のインスタンスに、信頼できる接続を確立しました。
1> は sqlcmd プロンプトであり、行番号を表しています。 Enter キーを押すたびに、この番号が 1 ずつ増えます。
sqlcmd セッションを終了するには、sqlcmd プロンプトで「EXIT」と入力します。
sqlcmd ユーティリティを起動し、SQL サーバーの名前付きインスタンスに接続するには
コマンド プロンプト ウィンドウを開き、「sqlcmd -S myServer\instanceName」と入力します。 myServer\instanceName には、コンピューターの実際の名前と、接続先の SQL Server インスタンスを指定してください。
Enter キーを押します。
sqlcmd プロンプト (1>) は、SQL Server の指定されたインスタンスに接続していることを示します。
注 入力した Transact-SQL ステートメントはバッファーに格納されます。 GO コマンドが見つかると、ステートメントがバッチとして実行されます。