sp_changearticlecolumndatatype (Transact-SQL)

Oracle パブリケーションのアーティクル列データ型マッピングを変更します。 このストアド プロシージャは、任意のデータベース上のディストリビューター側で実行されます。

注意

サポートされているパブリッシャーの種類の間におけるデータ型マッピングは、既定のものが用意されています。 sp_changearticlecolumndatatype は、このような既定の設定よりも優先させるデータ型マッピングを指定する場合にのみ使用します。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_changearticlecolumndatatype [ @publication= ] 'publication'
    [ @article = ] 'article' 
    [ @column = ] 'column'
    [ , [ @type = ] 'type' ]
    [ , [ @length = ] length ]
    [ , [ @precision = ] precision ]
    [ , [ @scale = ] scale ]
    [ , [ @publisher = ] 'publisher'

引数

  • [ @publication= ] 'publication'
    Oracle パブリケーションの名前を指定します。 publication のデータ型は sysname で、既定値はありません。

  • [ @article = ] 'article'
    アーティクルの名前を指定します。 article のデータ型は sysname で、既定値はありません。

  • [ @column= ] 'column'
    データ型マッピングを変更する列の名前を指定します。 column のデータ型は sysname で、既定値はありません。

  • [ @type = ] 'type'
    変換先列の Microsoft SQL Server データ型の名前を指定します。 type のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。

  • [ @length = ] length
    変換先列の SQL Server データ型の長さを指定します。 length のデータ型は bigint で、既定値は NULL です。

  • [ @precision= ] precision
    変換先列の SQL Server データ型の有効桁数を指定します。 precision のデータ型は bigint で、既定値は NULL です。

  • [ @publisher= ] 'publisher'
    SQL Server 以外のパブリッシャーを指定します。 publisher のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

説明

Sp_changearticlecolumndatatype は、サポートされているパブリッシャーの種類 (Oracle と SQL Server) の間における既定のデータ型マッピングよりも優先させるデータ型マッピングを指定する場合に使用します。 これらの既定のデータ型マッピングを表示するには、sp_getdefaultdatatypemapping を実行します。

sp_changearticlecolumndatatype がサポートされているのは、Oracle パブリッシャーだけです。 SQL Server パブリケーションに対してこのストアド プロシージャを実行すると、エラーが発生します。

sp_changearticlecolumndatatype は、変更するアーティクル列マッピングごとに実行する必要があります。

権限

sp_changearticlecolumndatatype を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバーだけです。

関連項目

参照

レプリケーション ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

概念

パブリケーションおよびアーティクルのプロパティの変更

Oracle パブリッシャーのデータ型マッピング