緊急時のオペレーターの指定

緊急時のオペレーターとは、指定オペレーターが不在の場合に警告を受信するユーザーのことです。 このトピックでは、SQL Server 2012 で SQL Server Management Studio を使用して、Microsoft SQL Server エージェントの警告通知を受信する緊急時のオペレーターを設定する方法について説明します。

このトピックの内容

  • 作業を開始する準備:

    制限事項と制約事項

    セキュリティ

  • 緊急時のオペレーターを指定する方法:

    SQL Server Management Studio

作業を開始する準備

制限事項と制約事項

  • 今後のバージョンの Microsoft SQL Server では、SQL Server エージェントからポケットベル オプションと net send オプションが削除される予定です。 新しい開発作業では、これらの機能の使用を避け、現在これらの機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。

  • SQL Server エージェントは、データベース メールを使用して、電子メールおよびポケットベルによる通知をオペレーターへ送信するように構成する必要があります。 詳細については、「オペレーターへの警告の割り当て」を参照してください。

  • SQL Server Management Studio は、ジョブを簡単に管理できるグラフィカルなツールです。ジョブのインフラストラクチャを作成し、管理するには、このツールを使用することをお勧めします。

セキュリティ

権限

緊急時のオペレーターを指定できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーだけです。

SQL Server Management Studio の使用

緊急時のオペレーターを指定するには

  1. オブジェクト エクスプローラーで、緊急時のオペレーターとして指定する SQL Server エージェント オペレーターを含むサーバーをプラス記号をクリックして展開します。

  2. [SQL Server エージェント] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  3. [SQL Server エージェントのプロパティ – server_name] ダイアログ ボックスの [ページの選択][警告システム] をクリックします。

  4. [緊急時のオペレーター][緊急時のオペレーターを有効にする] チェック ボックスをオンにします。

  5. [オペレーター] ボックスの一覧から、緊急時のオペレーターにするオペレーターを選択します。

  6. [電子メール][ポケットベル][Net send] チェック ボックスのいずれかまたはすべてを選択して、オペレーターへの通知方法を指定します。

  7. 完了したら、[OK] をクリックします。

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