sysmail_start_sp (Transact-SQL)

外部プログラムが使用している Service Broker オブジェクトを開始して、データベースメールを開始します。

構文

sysmail_start_sp

なし

0 (成功) または 1 (失敗)

なし

データベースメールは、SQL Server のインストール時に有効化またはインストールされません。データベースメールオブジェクトを有効化およびインストールするには、データベースメール構成ウィザードを使用します。

このストアドプロシージャは、msdb データベースにあります。このストアドプロシージャは、送信メッセージ要求を保持しているデータベースメールキューを開始し、外部プログラムに対する Service Broker のアクティブ化を有効にします。

キューが開始されると、データベースメール外部プログラムではメッセージを処理できます。このプロシージャを使用すると、sysmail_stop_sp ストアドプロシージャでキューを停止した後にキューを再開できます。

注
このストアドプロシージャは、データベースメールのキューだけを開始します。データベースでの Service Broker のメッセージ配信はアクティブになりません。

このプロシージャの実行権限は、既定では sysadmin 固定サーバーロールのメンバーに与えられています。

次の例では、msdb データベースでデータベースメールを開始します。ここではデータベースメールが有効になっていることを前提としています。

USE msdb ;
GO

EXECUTE dbo.sysmail_start_sp ;
GO