HOST_NAME (Transact-SQL)

ワークステーション名を返します。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

HOST_NAME ()

戻り値の型

nvarchar(128)

説明

システム関数のパラメーターを指定しない場合は、現在のデータベース、ホスト コンピューター、サーバー ユーザー、またはデータベース ユーザーを指定したと見なされます。 組み込み関数の後には、必ずかっこが必要です。

システム関数は、選択リストの中、WHERE 句の中や、式を使える任意の場所で使用できます。

重要な注意事項重要

クライアント アプリケーションから返されたワークステーション名が、必ずしも正確なデータであるとは限りません。 セキュリティ機能として HOST_NAME に依存することは避けてください。

使用例

次の例では、受注を記録するテーブルに行を挿入するコンピューターのワークステーション名を記録するために、DEFAULT 定義内で HOST_NAME() を使用するテーブルを作成します。

CREATE TABLE Orders
   (OrderID     int        PRIMARY KEY,
    CustomerID  nchar(5)   REFERENCES Customers(CustomerID),
    Workstation nchar(30)  NOT NULL DEFAULT HOST_NAME(),
    OrderDate   datetime   NOT NULL,
    ShipDate    datetime   NULL,
    ShipperID   int        NULL REFERENCES Shippers(ShipperID));
GO

関連項目

参照

式 (Transact-SQL)

システム関数 (Transact-SQL)